KI02夏 葡萄コサージュ

葡萄の葉っぱとこのびよよーんと伸び出た蔓が欲しくて買ったという噂もちらほらな葡萄コサージュ、葉っぱフェチ健在。パープルとワインが大好きなみとせですが、実は葡萄柄の服はひとつも持っていません。金子功デザインの葡萄のプリントは、ワイン系じゃなくて、なんとなくマスカット色のほうに照準が合ってる気がするんです。ので、自分は無地モノやニット、チェックと合わせてニュアンス葡萄を楽しんでおります。
昔の葡萄コサージュより軽くなったとはいえ、やはり実モノは重いので、綿ローンには当然無理ですが、葡萄は綿ローンを要求する風情のものではないのでノープロブレムです。葡萄モチーフって、ぽこぽこしたアランニットにカシミアのストールをひっかけて、みたいな、上着の要らない時期の装いにもいい。
葡萄は和調ものではないけれど、その季節にしか使えない、という点では和調に共通する世界があると思います。季節ごとの服の入れ替えってのはみなさんやってると思うんですが、けっこう季節モノのコサージュがたくさんあるせいで、うちはコサの入れ替えがあります(笑)。
コサージュって、和の世界に置き換えるならたぶん帯留めみたいな位置付けなんだろうなと思います。なくても別にコーディに問題はないし、いらないようなところなんだけど、つい個人のこだわりで凝る、みたいな。
葡萄色は秋と冬の境の黄昏の終わり際、黄昏の裾と夜の交わるあたりの色。春先~真夏はやはりこっくりした色は暑苦しいので休業期間にされてしまうのですが、秋冬になると猛然と活躍するカラーです(笑)。
ワインカラーの葡萄が4房もついた豊作な(笑)コサージュ。重いかな、と思ったら、むかしのより軽くなってました。きっと素材が変わったんだろうな。葡萄は昔から好きなモチーフですが、あのかたちの葉っぱと赤っぽい実、というとりあわせが好きなようで、ぶっちゃけカシスでもよいのです。というか、カシス柄とカシスのコサージュが出たら買います(笑)。
葉っぱ側から見るとこんな感じ(右)。
葡萄はたくさん実がついてるので整えるのが面倒くさくて難しいものの代表格だと思います。実、すぐとれちゃうらしいですし(笑)。でも実のついた軸のワイヤから実が抜けちゃってるだけなので、とれても慌てずに、ボンドを軸にちょちょいとつけて、元通りにぷすっと差し込めばくっつきます。


昼顔に薔薇に、勿忘草に木の実にと、そのシーズンに使った花をとりまぜたこのコサージュ、一種の寄せ集め的なあり方(笑)。ブーケ部分は直径8センチくらいと小さめ。房はリリアン。房がついてしまっている上に、薬珠状のまとめかたなので、どうやっても和の雰囲気になってしまう用途限定のコサージュ。
一応アップなぞ。前に紹介したPHのしろつめとも、WWのしろつめとも微妙に違うのって…わ、わ、わかんないですよね…;; 花のふちにちゃんとこてがあたってて、一弁ずつがカーブしているのが見えますでしょうか? 花の奥もちゃんと淡いグリーンに染められているのがわずかにのぞいてます。
リボンは和調の南天と芥子柄のちりめんでできています。コーディ商品の証(笑)。カネコの綿房はどれも妙に凝ってて、表面をすこしずつ取ってまわりにぐるりとまた小さな房ができるように、飾り結びを入れてあるのがデフォルトのようです。そんな無駄っぷりにも惚れました(笑)。
一輪だとこんな感じです。細い茎が伸びやか。茎の処理に困るって方もいるようですが、茎なんて自分の体型にあわせてつけやすいようにアレンジしちゃってもいいのです。だって、ワイヤですからもとのままの状態を保つのはまず無理ですもん。ショップに納品されるまでの運搬で既に変わってますので(笑)、安心して好きに整えてください。