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マイナーチェンジ

HPのデザインや構成をちょっと変えてみたところで、更新日記もブログにしてみたりして。
よく判っていないので突然元に戻すかもしれません(笑)。
PCの使用環境って最近とみに個人差が大きくて、小さな画面の人から巨大な画面の人まで様々。
みんながおおよそ快適で綺麗に見られるように(かつ自分もそれなりに気に入るように)作るのって本当に難しいものです…。
悩み中なので閉まってるコーナーもありますがしばしご容赦くださいませ。

50.「真夏のフリル」

IB 百日紅コサージュ

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真夏の日差しに透けて輝く花、百日紅。
数少ない純正非カネココサージュ(金子功デザイン監修ではないけどカネコ系、という意味で)で、実はこれも自分でショップで買ったものではなくて、友人から譲り受けたものです。百日紅のうすーい花弁のふちの、波打つフリルのような繊細さがよく表現されています。
IBのコサージュは不思議とどこかしらカタイというか、同じ花のコサージュを見比べてみると特にそう感じるのですが、どこがどう違うかはよくわかりません。そういう微妙な違いが出せるというのはやはりコサージュを作っているデザイナーさんや職人さんの玄人ワザによるのだろうなあと、勝手にそのエキスパートぶりに感じ入ったりするわけですが(笑)。

そんなわけで、しなしなくてくてしたものが好きなわたしはあまりIBのコサージュを持っていないのですが、この百日紅は店頭で見ても可愛いなあと思っていました。百日紅の本物の花そのものが大好きなこともあるんですが、似合う服がないので購入を諦めた割にはこうしてめぐりめぐって手元に来るのだから縁とは不思議なものです。

白のシングルブーケなので、単体で見ればオールシーズンOKで汎用性は非常に高いのですが、やはりせっかく真夏の花なので、自分的には麻のジャケット、或いはブロードの、ぱりっとしたサンドレスにつけたいコサージュです。

カネコセンセイそのものが「私の花柄の服は季節関係ないの、秋でも鈴蘭、いいの、それで」というようなことを仰っているわけですし、季節にこだわる必要は勿論ないのですが、自分としてはやはり、季節感の強い花(あとは和調のものなど)は、個人的な贅沢や「粋」という意味で季節にこだわってみたいな、と思います。

コサージュって、和の世界に置き換えるならたぶん帯留めみたいな位置付けなんだろうなと思います。なくても別にちゃんとコーディに問題はないし、ほどけたりもしないし、機能上はいらないようなところなんだけど、つい個人のこだわりで凝る、みたいな。

IBのコサージュはやはりどこかがかちっとしているというか、どこかしらコンサバで重めな印象を受けます。綿ならローンよりブロード、ニットよりジャケットに似合うようにできている感じ。茎の色が濃いせいなのか、まとめかたのせいなのか…。この百日紅もくしゃくしゃしている割には何故だかどこかがカチっとまとまっている。やっぱり緑の色のせいなのかな、などと、つい手にとっては違いを明確化しようと努力してしまう、コサばかのサガなのでありました。

50sarusuberi_xxib_02くしゃくしゃと手もみして雰囲気を出した花びら。友人に「はながみ?」と言われてショックを受けた。風情なさすぎ!こういう珍しい花、通常の抜き型にないものは、パーツをひとつひとつ手でカットするそうです(ポピュラーな勿忘草とか菫とか雛菊とか鈴蘭とかは最初から型があるので、その型で抜きます。クッキー型みたいなので大量に作れるのです)。気が遠くなるような職人作業に敬服。

49.「モノトーン・シャドウズ」

WW04春 モノトーン薔薇髪留め

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カタログで見たときは微妙な色合いに見えて、いいかも、と思ったんですが、実物を見たらてろてろのカロランサテン風味な光沢感で、実はかなりギャップを感じたシリーズでした。しかしコサージュより小さいこの髪留めくらいのサイズだと、花弁が小さいので光沢もあまり気にならない感じです。

カメリアほど幾何学的でなく、しかし通常のカネココサージュの薔薇よりは平面的で図案化されたような趣のある花型。
カメリアをはじめ、こういう図案的なデザインのコサージュはロリィタ系にも合います。大きさも手ごろで型も程よく中庸なため、カネコにもロリィタにも、クラシカルな服にもあわせやすく、キナリと茶、いづれも使ってみるとたいへん便利でした。
ただ化繊のサテンでできているらしく、素材の特性上、花弁のコテが戻りやすくて、あらく使うと1回で型崩れ、というくらい弱いコサージュ(髪留めとして使った場合はもっと型が崩れやすいかもしれません。ぱっちん留めは留め付けるとき花を手で潰しやすいのです)。
弱そうなのは判っていたので丁寧に使ったつもりだったのに、5~6回使用あたりで外側の花弁のコテあてがのびてきて、花全体がなんとなく縦に潰れがちに。…まぁその頃にはサテンの光沢感もそれなりに落ち着いて、型崩れも味として考えるかー、と、その点に関してはある種の悟りに入れましたが。

しかし。よく使いながらも”この光沢感とか型崩れのしやすさとか、ぱっちん留めついてて使いにくいのが一長一短…”などとぐだぐだ思っていたら、なんと2色とも手元から消えました。影のように跡形もなく。

引っかかる部分があるものって不思議とご縁がなくなるもののようです。

…でもデザインはとても気に入っていたので、この型で素材違い(ポプリンか綿素材でキナリ・ピンク・茶・赤を希望! 茎は普通の色でお願いします!!<細けーよ;)を作って戴けたら、気合入れて買います!! そのときはできましたら、髪留めでなくチビコサで宜しくお願いします…などと呟いてみる。

ぱっちん留めのついた髪留めコサージュ。モノトーン薔薇というだけあって、葉っぱと茎が黒~グレイでできているのも珍しく人工的です。
実はこのコサージュ、意外に便利だったので後ほど追加で茶も買ったんですが、白はライヴのとき客席に投げちゃって(阿呆)、茶色はコートの襟にはさんでコサージュとして使用してた日に落としました(涙)。画像で見ると花の直径6センチくらいかと。
もう手元にないコサージュですが、これは買った当初のきれいなうちに携帯で撮ったもの。しかしこの画像が唯一残っている画像なので、これでご容赦下さい…実にご縁のないコサージュであったことよ…

48.「いづれか知らず」

IB年代不明 椿コサージュ

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椿コサージュとしていますが、実際これが本当に「椿コサージュ」として発売されたものなのかわたしは知りません。つまり他のIBのコサージュのように、自分で店頭で選んだものではないのです。手元に来る際に、「椿コサージュ」と名がついていたので、ここでは椿としています。

ただ、以前いつだったか、店頭でこれによく似た型の薔薇のコサージュを見た記憶があるので、これは薔薇のコサージュなのではないかと思います。花弁の枚数とか、茎にくるくるの蔓がついているところとか、蕾のかたちとか、花芯の風情とか、薔薇の方に近いのです。
椿は宣教師カルメの手により西洋に運ばれて定着、西洋の文学などでは常に「香りのない花」と言われ、冷たい花、或いは控えめな花など、女性を表すモチーフになってきました。

とはいえまったく香りがないわけではなく――桜も香りのない花と言われますが、日本人なら「香り、あるじゃん!」と思いますよね(笑)。
西洋の花の象徴である薔薇の、遠くからでもわかる匂い立つ芳香に較べ、唇を近づけるほどに側に寄らねばわからないほどの清しい香り、その控えめなところが日本らしいという気がします。

このコサージュはどちらかわからないけれど、確かにこの日本的なこっくりした赤の色と重めの素材感は、椿と言われれば椿と思えなくもない。

合わせ方によって椿にも薔薇にも化けるというのは、考えてみれば実に興味深く魅力的なイメージで、実に女性の本質をついていると思います。

最近は品種改良も進んで、椿もとりどりの美しさを見せるようになりました。西洋の薔薇に劣らぬ椿の風情を堪能したいと思います。
IBのコサージュは結局プロパーで購入したことがないみとせのりこ、これも例に漏れず…。IBのコサージュは「自分がつけたいコサージュ」ではないのですが、独特のクラシシズムがあって「とても美しくていいコサージュ」だと思います。どんなの出てるかな、と、通りすがれば店頭をのぞいて鑑賞。いつだったかこれの色違いを店頭で見て、それは確実に薔薇に見えたような気がしたのだけど、通りすがりなので詳細は不明。どなたかIB愛用者でこの子の出自をご存知の方は教えて下さい。

47.「あたたかな雪」

WW99冬 単色ブーケコサージュ

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花は勿論、茎も葉も全て白で統一されたコサージュ。97~99年頃に何度か見た気がしますが、こういうタイプのものはカネコ系では珍しいと思います。(染花さんのオリジナルにはけっこうあります)

幅広のサテンリボンも花型も花の種類もクラシカル。ローンにつけるにはやや重く、ラインも硬め。派手色のブーケ柄とかには負けそうだし、重めジョーゼットのポリ無地とか、ブロード無地とか、そういったものにあわせる感じのコサージュです。(…でもつけちゃいますが、ローンに;)

このコサージュ、入荷当日もそれ以降も、店頭ではこの白は見ませんでした。いきつけのショップにはわたしの予約分一個しか入らなかったらしいです。茶やベージュは入荷から数日はみかけましたが、あっという間に見当たらなくなりました。

でも人気商品だったかというと、そうじゃなかったなかったと思うんですね(笑)。さっきもかきましたが、代表的な木綿のカネコ服のラインにオールマイティに合うコサージュじゃないですし、引く手数多で完売っていうコサージュには見えないです。

じゃあなんでかって言ったら、担当さんがいうには実は生産数が少なかったらしいです。そういえばリサイクルでも全然見かけないので、ほんとに数が少なかったのだと思います。たまにそういうものすごく数が少ないコサージュっていうのがあります。

オールホワイトといっても、本当の白ではなくて、キナリがかった白~キナリへのグラデーション。冬に出たので雪をイメージしていましたが、冷たい色ではなくて、どちらかといえばあたたかな、雪の日に手元をあたためるミルクのような色です。
花やりボンだけでなく茎も葉っぱも白の珍しいコサージュ。このシリーズは他にもベージュと茶がありましたが、それも茎から葉まで全部同一のトーンでできていました。クラシカルな雰囲気の逸品。
カタログにも地味~に(笑)載っかってますが、とりあえず全部白のコサージュ、わたしが買わずに誰が買う!?という自分内でのネタ心理も働き即購入を決意。しかし実はこの白より、茶かベージュのほうが使いやすかったかもしれません。でもいいの、満足。…白(ほわん)。

47white_00ww_02薔薇は木綿で剣弁咲きの現代風、小菊はベロア。鈴蘭はいつもの鈴蘭ですが、同じ白でも素材が違うのでちょっとずつトーンが違います。白のこれを、ヴィクトリア風に白襟+黒の服につけるとコテコテクラシカルでなかなかいい気分なのですが、クラシカルな感じにしか使えない用途限定コサのため出番が少なくてちょっと可哀想です。ゴメンよぅ。