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コミケ:ころんぶす「地獄歌占」特典配布

コミックマーケット3日目 12/31 西地区 ぬ-18a「ころんぶす」
にて発売になります「地獄歌占」ですが、
頒布元であるサークル「ころんぶす」でお買い上げいただいた方にのみ、
ささやかですがポストカードの特典をお配りすることになりました。
ポストカードは一つ前の日記にも貼ってあるバックジャケットのイラスト、
これの原画版、つまりカラー版です。
お見せしたいなあ、などと言っていたらお見せできる機会に恵まれました(笑)。
カラーはカラーでひなびた彩色で愛らしいのでよかったら見てやってください。
数に限りがありますので、なくなり次第配布は終了。
初売りのみの特典です。
12/31はみとせも朝からずっと売り子で「ころんぶす」のスペースにおりますので、
コミケにおいでになる方はよろしければ遊びにいらしてくださいませ。
当日は持ってるけどめったに着られない振袖でも着ようかな。
(振袖なんていくら着たくても普段着に着られるものではありませぬ;;)
ちなみに大叔母のお下がりやら母が買ってくれたものやらで、
うちには振袖が3枚もあります…。

「地獄歌占」予約開始されました

先日告知させていただきましたみとせの道楽(笑)参加作品「地獄歌占」、とらのあなWEB通販の「冬の予約ピックアップ作品」に選んでいただきまして、予約が開始されました。
どうぞ宜しくお願いいたします!
・「地獄歌占」紹介ページ
・予約ページ
イベント頒布価格は、大晦日にイベントに来てくれようなどという素敵な道楽人の皆様のために1000円というサービス価格なのですが、店頭価格は1400円(税抜)となっておりますので、ご了承くださいませ。
でもこれでコミケに来られない方々にも手軽にお求めいただけることになりましたので、とても嬉しいです。
みとせは4曲のヴォーカル曲(オリジナル2曲、暗黒少女唱歌<笑>2曲)と、インスト曲にコーラスで1曲の計5曲で参加しております。暗黒少女唱歌は唱歌ライヴでも人気の高い「曼珠沙華」と、作品に合わせてみとせが改詞した「かぞえうた」が日本独特の短調でジャパニーズホラー(笑)な雰囲気をかもし出しております。
オリジナルは試聴にかかっている「月花-GEKKA-」と、柔らかな雰囲気の「櫻幻燈」。クロスフェードの試聴がとらのあなのページでもご試聴いただけます。
それからみとせのりこ久々に2枚のイラストを描きました(裏ジャケットのカラーとブックレット内のモノクロ)。

裏ジャケットのイラストはセピアになっちゃってるんですが、原画はオールカラーです。
最初から一色で塗ってしまうと、なんだか奥行きや深みのないセピアになってしまうのですよ。だからセピアになると判っていてもちゃんとカラーで塗っております。みとせのカラーはかなり珍しいので(あまり描かない…)カラーでもお見せできる機会があるといいんですが。
何はともあれ「地獄歌占」、音だけでなくビジュアルも楽しんでいただければ嬉しいです。

「crochet」再発売日12/15に決定しました

在庫切れで入手できずご迷惑をおかけしていたみとせのアルバム「crochet」、桜詩舎盤として12/15から全国の取扱店舗で再発売になります。在庫切れで買えなかった方、聴いてみたかったのに聴けずにいた方、どうぞ宜しくお願いいたします。
桜詩舎版は若干ですがRW版とブックレットに違いがあります。
RW版は六つ折の特殊なタイプだったのですが、桜詩舎版は通常の小冊子の仕様です(仕様変更とページ割の都合でカラー写真がちょっと減っていますが、歌詞などは前回の不足部分を補ってあります)。
ジャケット画像などの基本的な部分や、音源には一切変更はありませんので、前と変わらない気持ちで聴いていただけると思います。
宜しくお願いいたします~。
しかしやっと「crochet」を追加プレスできたと思ったら、有難い悲鳴というべきか、キルシェの「Schwarz Nacht」と「Pleiades」の在庫が少なくなってしまって、Amazonから来た納品希望数に在庫が足りず、しばらく出荷できません…。
貯めてあったお金はぜーんぶ9月以降CDのプレスや桜詩舎の立ち上げのために使ってしまって、おかげで今とっても貧乏です(笑)。
お洒落や買い物を存分に楽しむというわけにはいかない誕生日(昨日だったのですが結局仕事してましたし;)でしたが、自分たちの愛する大事な作品をちゃんと世に送り出せるような状況が整ってきたと思えば、それもさほど苦には感じません。
皆様、可愛い可愛い作品たちを宜しくお願いします!
追記:
誕生日のお祝いメールを下さった皆様ありがとうございました。
とても嬉しかったです。
身体に気をつけつつみとせらしい活動ができるよう頑張っていきますので、どうぞこれからも応援してやって下さい、皆様の応援がやっぱり何よりの栄養なのです。
心からの感謝を込めて。

「地獄歌占」ジャケット

冬コミに頒布されるころんぶすさんのCD「地獄歌占」では、みとせのりこ、
一部イラストも担当しているので、収録のない今日は家でちまちまお絵かきです。
去年の冬にコミケに落ちてから1年創作少女でイベントに参加していないので、
陽の目をみる絵を描くのはほんとに久しぶり。
和で少女でアンニュイでちょっと艶というのはみとせのもともとの作風の
ストライクゾーン真ん中も真ん中、ど直球なので描いてても楽しいです。
お手玉や手毬や行灯や描き込んで、柘榴も描きたいんだけど入るだろうか。
柘榴って艶っぽくていわくありげで(笑)大好きです。
みとせの担当はカラーとモノクロ各1枚なんですが、モノクロはいいけど
カラーが超苦手でして…。今やイラストと言えばみんなPCで塗ってるのに、
わたしは未だにアナログですよ!
アンドゥが効かないっていうのが最大の難でございます…うぅ。
細心の注意を払いつつ楽しく作業しております。
この作品、ショップ様でも委託と予約もしていただけることになりそうなので、
決まりましたらおしらせしますね。
イラストも頑張ってるので、是非CD買ってイラストも音楽も楽しんでやってくださいませ。
さて、続き続き。

欠けているということ

人間は、欠けている、何かが足りない、という状態に苦しんだり渇えたりして、
それを満たそうと努力したり足掻いたりするものです。
そうして何かを獲得して(それは物であったり実力であったり人の心であったり
様々ですが)、そして満たされて安定する。
そしてそれを「しあわせ」と人は呼ぶのだと思います。
でもものを作る人間というのは、完全に満たされていてはいけないのだなあと
よく思います。一瞬満たされて、そしてまた欠ける。欠けているときのほうが多い。
わたしなんかは幸いにしてとても恵まれていて、唄うことによっていろんなものを
満たしてもらってきました。ただ唄うことだけでも幸せ、そして今唄い続けられる
ことの幸せ、ファンの方が応援の声を届けてくださることの幸せ。
唄を唄いたい人がたくさんいる中で、わたしは今とても恵まれていると思います。
それでもやっぱり自分には今でも欠けているものがたくさんあって、
それはそもそもわたしが持ち得ないようなないものねだりでもあるのかもしれないのに、
そういうループに嵌ると欠けていることから目を逸らすことができない。
「欠けていると感じる」ことによって心は餓えるし渇くしとても苦しいし、
ときには世界中が自分を必要としていない錯覚に陥って世の中を怨んでみたり。
誰でも感じることだと思いますが、こういうのって実は「感じる」自分が
自分を苦しめているだけで、自分のせいでしかないのに実に処し方無い。
感じないように目を逸らしておくこともできるのでしょうけれど
(そしてそれは実はとても優しくて素晴らしいことでもあると思うのですが)、
そういう不安定さや苦しみから創作は生まれてくるのだといつも思うのです。
幼い頃はそういう悲しみや苦しみを創作に凝縮しきれなくて、
自分を傷つけてみたり人を傷つけてみたり制御が利かなかったものですが、
…今でも完全に制御できてるわけではないですが(苦笑)、
今はせめて人を傷つける分くらいは創作へ凝縮することができるようになって
きたので、欠落が悲しいときは敢えて目を逸らさないようにしてみたりします。
創作人というのは本当に子供で我儘で偏ったイキモノなのですね。
学生の頃はそうして毎日が悲しくてつらかったなあ。
それらの日々も何かを創ることと、美しい花や空や鉱石やレースを見ること、
音楽を聴くことで生きてきた気がします。
創り手というのは、己が傷から溢れる血を啜って虹を吐くのです。
悪夢であれ天上の美であれ、それが美しいことを祈りながら虹を吐くのです。

桜詩舎、動き出しました

みとせのりことkircheとORITAの作品を中心に扱うレーベル「桜詩舎」、
動き出しました。サイトもオープンしております。
http://oshi-sha.com/
11月12日からみとせ関連の作品は以下のタイトル
・みとせのりこ「ヨルオトヒョウホン」
・kirche「Pleiades」
・kirche「Coloured Water」
・kirche「唄は語り継がれる」
・ORITA「Phill」
の5作品が以前と同じようにお求めいただけるようになります。
急がれる方は、流通をお願いしている
・メタカンパニー http://www.metacompany.jp/
で通信販売(なんと1枚から送料無料)もして下さっています。
ここに頼めば全国の店舗に発送される前のCDをインターセプトで購入できます(笑)。
サイトのカタログになくてもメールで問い合わせれば対応して下さるので、
ご面倒でなければ問い合わせてみてください。
近々にAmazonの方にも滞りなく在庫が流れるようになりますので、
そちらも宜しくお願いいたします。
(以前はアーティスト表記が事務所の名前になっていたり、
 カテゴリーも音楽CDじゃなくて何故かソフトウェアになっていたりしたので、
 今新しく登録をしなおしていますので少しだけお待ちください。)
・みとせのりこ「crochet」
は、Rightwayからの離籍時在庫が本当に1枚もなく、現在新たにプレス手配中、
12月中に再発売になります。
・kirche「Schwarz Nacht」
は、ごくごくわずかだけ在庫があったので、この分だけは今流通に流れていますが、
この分がなくなりましたら新たにまたプレスをしなくてはならないため、
桜詩舎新プレス版(音もジャケットも基本的には何も変わっていません)を
来年1月中に再リリースの予定です。
また桜詩舎ではその他にもキルシェのライヴや唱歌ライヴでお世話になっている
アコーディオニスト藤野由佳さん率いるRivendellのアイリッシュトラッドのアルバム
・Rivendell「Blessing」

みとせがサウンド面を全面監修し、井上くんも楽曲を提供している
・みずさわゆうき「Cascade」
も委託で取り扱っています。
遠方の方で手に入りにくい方はHobi-Recordの商品を取り扱っている店舗で
注文するとスムーズに購入できるようなので、是非ご利用ください。
動き始めたばかりの自主レーベルで運営も手さぐりですが、いつでも欲しいと
思っていただいたときに必ずCDが買える、そういう当たり前のことを
当たり前にやっていけるレーベルとして、好きな音楽だけをお届けしていこうと
思っていますので、どうぞ応援してやってくださいませ。
そしてみとせは収録ラッシュの季節に突入しています。
まだ情報を公開できないものが多いのですが、どの収録も充実していて
自信作がたくさんです。
公開可能になった情報からまたサイトに掲載してゆきますので、
桜詩舎の動きとともにどうぞチェックしてやってくださいませ。
がんばります。

51.「やよいのそらは」

KI04春 桜と柳コサージュ

51sacra_04ki

カネコにせよオルガン(ガーランド)にせよロリィタにせよ、フリル服系列は全て西洋文化への憧れを誇張したような服で、古いところだと仏蘭西宮廷の社交服、シャーロック・ホームズの時代の上流階級のドレス、大草原の小さな家の日常着。天蓋付きのベッドにマホガニーやパインの家具。西洋風のものに憧れがあって、日本のものにはあんまり興味がない…という人だって、日本人はやっぱり桜が好きなのだなと思う。桜というよりは燕が相棒という印象があって、旬は5月~という感じなのだけど、桜が咲くころになると確かに柳の蔓のような枝に新芽が吹いて色彩がやわらかくなる。それに桜と柳の組み合わせは友禅の訪問着や小紋などでも時折見かける組み合わせだから、もしかしたら何か桜と柳にまつまる有名なモチーフでもあるのかもしれない。

このコサージュと同じ柄の服は持っていないので、他の桜柄の服に合わせてつける。或いは着物のときに、バッグや髪に。桜は春の花だけど、春を待つ新春くらいから使い始めていいかなとわたしは思っている。

でも桜が咲いたらもうつけない。
本物の桜と勝負するなんて愚かなこと、勝ち目があるわけないのだから。

八重桜に枝垂れ柳を組み合わせたコサージュはKIの「桜と柳柄」のコーディネイト商品。花は小しぼのちりめんで、桜というには厚ぼったい印象があるけれど、本物の桜のように淡く透けるような素材を使ったら、きっとアクセサリーとしては輪郭と存在感の薄いものになってしまうのだろうという気がする。淡い花弁の桜もどんな風に仕上がるのか、オブジェとしてでもかまわないので見てみたくもある。

51sacra_04ki_02花芯が桜!っていう感じです。でも蕾は全然桜らしくない(不満)。桜らしくないっていうよりも、たった1枚のパーツを中空に球くしただけの作りなので、どうにも単調で微細な思い入れが持てるポイントがない…。

2個持っていますが、蕾の伸び出方はこっちの方がお手本のようにきれいでした。桜の枝先にある蕾のように、咲いている花のかたまりからすっと下へ伸び出ている。

毒入り金平糖

菫の砂糖漬けというのがあるけれど、金木犀の砂糖漬けがあったら、色といい形といい、香りといい、毒入り金平糖のようでとても可愛い。
小さなケースに入れてポケットに突っ込んで、時折取り出してさりさりと食んだら世界はトパァズ色になる。
…そんなものが欲しくて昔調べたことがあったのだけど、商品として存在するのは「桂花醤」というシロップとジャムの中間のようなもので、香りはいいらしいのだけど色はすっかり褪色してしまっているし、あの愛らしい星の形もないのであった。
菫の砂糖漬けは確か花を湯で洗って水を切り、(ここで卵白をつける場合もある)グラニュー糖をまぶして日陰で乾かす…のだったと思うのだけど、金木犀も同じ製法で砂糖漬けにならないのだろうか。
金木犀は茎と蕊をとらないと苦いと聞いた記憶がある。

皆様へご報告

 ここしばらくの間、事務所の件では皆様にはいろいろとご心配やご不自由をおかけしてしまっていました。メールを下さった方、励ましを下さった方、本当に有難うございました。
 皆様にはご心配をおかけいたしましたが、本日までに事務所との話し合いをほぼ終了し、この先はみとせのりこソロ、キルシェ、ORITAともにrightwayを離れてやってゆくことになりました。
 今後はキルシェの最初期に自主運営しておりましたレーベル「桜詩舎(おうししゃ)」を再始動し、現在リリースされております「キルシェ」と「みとせのりこソロ」の作品(Avex扱いの『savon』のみ除外)は全て、桜詩舎が製造と流通を管理してゆく予定です(レーベルの詳細は決定次第公開したいと思っております)。
 ORITAに関しましては、元よりエクネミューズレーベルという独自レーベルからリリースしていたこともあり、現在どういった流通の方向を採るか、ナルキと検討中です。詳細が決まりましたらまたお知らせさせていただきたいと思っております。
 キルシェ、みとせの作品ですが、事務所にも一切在庫がなかったものも多く、残念ながら全てを今すぐに市場にのせることは難しくなっております。そのためご要望の高いものから順次というかたちになりますが、可能な限り早い時期に、全ての作品を再び皆様にお届けできるように手配してゆきたいと思っております。
 いましばらくリスナーの皆様にはご不自由をおかけいたしますが、精一杯頑張ってゆきますので、温かく応援していただければ幸いです。
 再リリースの情報など、決まり次第サイトに掲示して参ります。再販ご希望のタイトルがありましたら、メールフォームよりお知らせいただければ参考にさせていただきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

歪んだ時間

百日紅がまだ咲き残っているのに、夜には金木犀の香りがする。
今年の百日紅は盛夏を計り損ねて、花も小さく色もくすんでいる。
散りたいのに散れないような咲き方で、枝先に小さくしがみついている。
金木犀の姿は見えない。
おそらく枝にはもうわずかにでも花がついているのだろうけれど、
夜目ではまだ見つけることができない。
ただ香りだけが濃い。
真夏の花を残したまま、秋の香りが零れる。
歪んだ時間の中を わたしは歩く。