カテゴリー別アーカイブ: つれづれ

◇2014年、有難うございました

今年も残すところ4時間を切りましたが、皆様まだ大晦日を慌しくお過ごしでしょうか。

2014年を振り返るに、みソ部、おいたわし夜、きらみかん、オトナの本気Special、ガストライヴにエレマスナイト、ゲームソングナイトののすたるじ夜に初のぼっちライヴスピアニと、なんと多様なライヴを数多く、心から尊敬してやまないミュージシャンたちと愛すべきたいせつな皆様と、あたたかくも濃ゆく過ごさせていただいたことでしょう。

みソ部ではさらに二度目の関西ツアーに凱旋公演+追加で歳末2DAYSと、11-12月でなんと6回もの公演を実現でき、あまつさえバンドでのアルバムリリースのために合宿収録をしたり、(おいたわし夜サイドでは「哲学系彼女」なる渋谷系プログレ全部のせソングを収録したり)、とにもかくにも恐ろしく濃く密度が高く、GWの頃が既に去年に感じるほどの質量をもった1年でした。

それもこれも、ライヴをやれば会場にかけつけてくださって、CDが出れば聴いてくださって、ライヴを音楽を共有することのその喜びを、共にわかちあってくださった皆様のおかげです。孤独にスタジオに引きこもってつくっているだけだったら、こんなにもたくさんの活動はできなかったと確信します。皆様のお気持ちが返ってきてこの胸に届くからこそ、循環してまた動き出すことができます。

1年間、心の底から一緒に(悪ふざけまで・笑)楽しんでくださって有難うございました。

来年も新機軸の「姉妹コラボ」を皮切りに、みソ部は3月(2月もか?)の公演に続いて5月の東北ツアーも決まり、みとせ個人での新譜の企画なども持ち上がっていて、もっと充実した音楽と活動とをお届けしたいと思っています。自粛せず突っ走って参る所存でございますれば、皆様2015年もどうか心の赴く限り、みとせのりこと愉快な仲間たちをどうぞよろしくお願いいたします。

心からの感謝をこめて。

みとせのりこ、忌中につき年頭のご挨拶は控えさせていただきますが、みなさまはどうぞ佳いお年をお迎えください。

2014年12月31日 みとせのりこ

 

◇2013年、御礼申し上げそろ。

早いもので今年も終わり、と申しますが、みとせのりこにとってこの一年は「早い」というより「速い」、まさに電光石火の1年でございました。
2012 年最後の12月29-30日のソロバンド2DAYS直後の大晦日、まさに昨年の今日、1月14日のライヴのオファーが入り、元日から「新春みとせのりこ福 袋詰合セの會」の企画を始め(しかも当日は前代未聞の大雪)、翌月2月こそライヴがなかったものの、それ以降は毎月、春の陣、エレマスナイト、オトナの本 気、ど平日、きらりんのツボ、唱歌とケルトにみるふぃないと、秋には初のツアーにも行き、PCM、華ヤカ、おいたわし夜、進撃ツアー凱旋公演と、新しいこ とに挑戦しまくった1年でした。暴れ神輿さながらの暴走みとせとともに神輿を担いでくれたメンバー、スタッフ、そしてそんな祭りに笑って参戦し神輿に並走 して下さったリスナーの皆様に、月並みですがナイ胸いっぱいの感謝を捧げさせて頂きます。
去年も一生でいちばん充実してるかも、などと思いましたが、今年はそれを上回る密度でした。来年も右肩上がりに充実した活動でいい音楽いいライヴいい祭り(ぇ)をお届けできるよう、自分がめいっぱい楽しみながら(重要)やっていこうと思います。

鬼がわらう話をするとね、来年こそはみとせバンドのメンバーで収録とかしたいんだよ。(ボソ

皆様どうぞよいお年をお迎え下さい。
そして来年も宜しくお願い致します。

2013年大晦日 みとせのりこ

◇皆様 は どうかよいお歳を!

世の中は大晦日とかいうやつで、今夜の零時で年が明けるそうな。
…なんですが、どうもわたくし個人としては、11月末のアルバムリリースから12月半ばのライヴ、そして来る1月8日のライヴが繋がっている感覚のせいか、はたまたライヴ周りのいろいろが切れずにずっと慌しいせいか、歳末/新年、という実感がありません。

一応お飾りは出したし千両や水仙でお正月の花も飾ったけど、全然お正月気分になれない。
(お正月の花、と言いながら一部は実はライヴで頂いたお花だったりします。カサブランカもまだまだ健在で最後からふたつめのつぼみが今朝開きました、というくらい。)

なのでわたくしの歳末と新年はわたくしの時間軸に於いてのみは1ヶ月遅れでやってくることに決定いたしました。

というわけで、世間どころか全世界に取り残されておりますが、みとせのりこ、歌詞の世界ではいつも全世界どころか全宇宙に取り残されてるので問題ありません。(←え?;)
我が道を参ります。

1月8日まで気合を抜かずにがんばりますので、よろしければ1月8日のライヴ、遊びにいらして下さいませ。こちらのチケットはまだ余裕があるそうなので、予約すれば確実にチケットが取れます。
(唱歌ライヴがまたもみとせの思惑を外れて既にソールド状態ですみません…追加が出せるか検討中なのですが、出せても19日の夜に数枚だけという、焼け石に水みたいな感じなんです、ああもうほんとにごめんなさい…)

ではでは、皆様はどうかよいお歳をお迎え下さい。

今年はいろんなことがあってどの方にとってもたいへんな一年だったと思いますが、そんな中みとせは皆様に支えて頂いて2枚のアルバムをリリースでき、よいライヴにも恵まれました。心から御礼申し上げます。
皆様の新しい一年が健やかで幸多きものになるようお祈りしつつ、作業に戻ります(笑)。

…でもおさけはのむよ。←ぉぃ

◆1月8日のライヴ情報


「Le Cirque Fantastique」
・日時 1月8日(日)
・開場 17:00 / 開演 17:30
・会場 六本木morph-tokyo http://www.morph-tokyo.com/
・チケット 予約:2400円 当日:2900円 (共にドリンク代別)

出演:梨丘いるま、黒色すみれ、みとせのりこ
オープニングアクト:ロリィタノイロォゼ
※みとせのりこ出演時間:18時頃より約50分間を予定

みとせのステージはヴォーカル、ピアノ、チェロの3人でお届けします。
選曲は暗黒少女系で弔いゲージ高めです(笑)。

vo.:みとせのりこ
p.f.:鶴田萌子
v.c.:岡部恵理

◇ご予約フォームはこちらイベンター様サイト
※ご予約時、「予約出演者」のところを「みとせのりこ」と指定して頂けるとたいへん嬉しいです

◇みんな夏のせいね。

「カタン<第二集>」のライナーノート、5曲目まできた後ちょっと間が空いてしまってすみません。
書きためていた続きの文章がPCのトラブルでファイルごと飛んでしまいまして、あまりの衝撃と、おまけに突然真夏のようになってしまったこの7月の気候にへみょへみょになっておりました。

おりました、っていうか、実際のところおります、なんですけども。

頭を下げてから起きると目の前が暗くなるし、内臓の位置もカオスな感覚になってまいりました。
まさに夏。
これがあと3ヶ月続くんだなあと思うと心もカオス(というかむしろダークサイド)になってまいりますが、暗黒な真夏の翳深き妄想でせめて魂の温度を下げつつ乗り切ってみようと思います。

「カタン<第二集>」のライナーノートもせっせと書き直しておりますので、近日には再開したいと思います。唱歌トリビアになりつつあるライナーノートですが、楽しんで頂けていれば幸いです。

「カタン<第二集>」といえば、現在発売中の雑誌「Spoon.」に鳩山郁子さんの特集が6ページ組まれておりまして、その中でジャケットイラストを掲載して頂きました。鳩山さんのインタビュー、カラーイラストや写真も満載の充実した特集ですので、鳩山さんの作品や少年モチーフのお好きな方は是非是非ご覧下さいませ。

*
それにしても「Spoon.」を見てちょっと驚いたのは、巻頭の特集がドラマ「鈴木先生」だったこと。原作者の武富健治さん、実はわたしが高校のとき所属していた漫画研究部の部長さんでした。つまり先輩です。わたしが昔むかし描いてた漫画も純文学風とか幻想文学風とかよく言われていたんですが、武富先輩の作風はわたしよりもさらに純文学で、そのおかげか先輩とは勝手ながら同志的な感覚があり、純文学漫画の可能性について語らったりするようなヘンテコな高校時代でした。純文といいながら、どこか反体制的な精神はお互いあって、わたしはココロヒソカに「純文パンク」(←戸川純かい!)とか思っていたんですが(笑)。その先輩がこうして作風を変えないまま高い評価を受けているのを見て我がことのように嬉しくなってしまったので、思わずこんなところに書いてしまう次第でした。

わたしは紆余曲折あって漫画から音楽に転向しましたが、この唱歌アルバム「カタン」シリーズを振り返ってみても、やっぱり自分も「純文パンク」の精神引きずってるなーと思います(笑)。引きずってる、というより保持している、ということなんだと思うのですが。
どんなに不器用でもあんまり一般受け(笑)しなくても、自分は自分以外のものにはなれないので、これから先も自分らしくせいぜい頑張ってみよう、と思うわたくしなのであります。

自分を貫いている美しい人たちに力をもらったこの頃です。

◇その後のみとせ、と、いろいろ

地震から一週間、都内は計画停電や電車の不確定要素、うっかりさんたちによるパン・牛乳の不足などはありますが、人も環境も一時に較べてずいぶん落ち着いてきたように思います。被災地の方々は未だ厳しくつらい中にいらっしゃる方も多いこととお見舞いを申し上げます。また最前線ではこの状況と闘っていらっしゃる方々もいる。応援しか出来ませんが、信じて感謝して祈っています。

その後のみとせはといえば、13日からびっしりほぼ休みなく25日あたりまで詰まっていた収録がまるっと飛んでしまい、気合という支えがすぽーんとなくなってしまって、抜け殻になりかけておりました。そんなところに余震が続いて珍しく不安になったり不眠気味になったり(右脚を傷めているせいと低血圧のせいでもともと始終ゆら~んとしてるんですが・笑)、意外とか弱いじゃないのわたくし、という2-3日でしたが、唄うと腹式呼吸と集中力のおかげで不安で絞まった胸が緩むので、マイクを立てて自分の今の心にやさしい唄をアカペラで録っていました。唄っていたのは主に唱歌でしたが、しまいにはそれを今まで自分が唄ってきた曲の中からやわらかいものと組み合わせて並べ、子守唄のように聴きながら寝ていました。なんたる自給自足(笑)。

ツイッターの方でも書きましたが、唄うと心身が元気になるのにはちゃんと理由があって、腹式呼吸で丹田に深く息を入れて吐くと深呼吸した状態になりますし、お腹の辺りの動脈と副交感神経が刺激されて血液の循環がよくなります。声を響かせるために頬の筋肉を上げるので、笑ったのと同じ状態になり、脳みそが明るい刺激を受けるのです。だから余震や停電で怖い、と思って胸がきゅっと締まって呼吸が苦しくなったら、お腹の深いところまで息を吸い込んで、明るくて簡単な唄を唄ってみてください。「アルプス一万尺」とか、唱歌・童謡がお勧めです。歌詞が判らなかったらら~んららん♪でいいので(笑)。耳から明るい音が入ってくるだけで感情が上向きますよん。

そんな音楽療法(?)のおかげで不安という点ではすっかり落ち着いたみとせなのですが、やはり収録が飛んじゃったのは痛いです。これをお読みになっている皆様にはもう想像がついていると思うのですが、この時期にびっしり詰まっていたプロジェクトと言えば当然「カタン<第二集>」以外になく、飛んだのはまさにその収録でした。
発売日に間に合うように忙しい奏者さんやアレンジャーさん、エンジニアさんのスケジュールを合わせて組んだ収録計画がまるっと飛んでしまったということは、こればかりは仕方がないのですが、発売の延期に直結してしまうということです。
まだ詳細は決まっていないのですが、「カタン<第二集>」の発売は少しばかり先送りになってしまうと思います。楽しみにして下さっていた皆様にはほんとにすみません。

とはいえみとせもアレンジャーさんたちも、エンジニアのDaniさんも、ティームさんでみとせのアルバムを担当して下さっている中村さんも、へこたれて成り行きに任せているだけではありません。アレンジャーさんたちはこぞって「収録が延びたならアレンジもっと手を入れますね!」「時間あるなら生楽器追加していいですか?」と、状況を逆手にとってのものすごいポジティブさ。Daniさんは停電になっても収録できる簡易システムをあっという間にくみ上げてしまうし、中村さんは既に各方面との連絡や調整に追われているし、なんかもう音楽人て基本タフです(笑)。
なので必ずや、日にちが延びた分だけの濃さと佳さとを詰め込んで、「カタン<第二集>」お届けすることを約束します。

詳細が決まりましたらまたあらためて、ティームさんとみとせの両方からお知らせさせて頂くことになると思いますが、ご報告までもう少し待っていてくださいませ。

*
いろんな方が本震直後から応援の曲や動画、イラストなどをあげて激励と慰安を示していらっしゃいましたが、1週間経って少し落ち着いてきた地域もあって、漸くそれらが一部の方の心には届くようになってきたのではないかと思います。本震から暫くはそれを受け取れる心の余裕すらなかったと、自分を振り返って思うので。勿論まだその映像も、音さえ届かない地域もあるのですが、祈りは届くようにとわたしも願っています。
いろんな方が積極的に応援のメッセージを発信する中で、目前の収録も延期になってしまったわたしにできることは何だろう、と思いましたが、不器用なわたしにできることは無闇に動くことではなくて、音楽人であることの前にこの国に住まう一人の人間として、微力ながら節電をし、持てるわずかな余裕を出来る限り募金し、無駄な物資と移動の消費を控えることだと思いました。
もう少ししたらきっと、もっと音楽の力が傷ついたこの国と人を癒せるときがくると思います。その頃にもしも出来ることがあれば、たとえその手段が音楽であったとしても、音楽人としてではなくやはりこの国に住むただの一人の人間として、自分のために、そしてそれが同時に誰かのためにもなるようにと祈りながら、動きたいと思います。

被災者、ということばではなく、この震災で傷ついたすべての方に—-それはおそらく自分自身も含めて—-少しでも早く日常が戻りますように。

まだ寒いですが、もうすぐ東京では桜が咲く時期です。
今年の桜はきっととても美しいと思います。

◇みとせのりこはげんきです。

ツイッターではばかみたいにいろいろ呟いていましたが、ブログには書いていなかったので、あらためまして

みとせのりこはげんきです。
医療戸棚やウォッシュスタンドは倒れ、姿見と電灯の笠は割れたけど、みとせはぴんぴんしてます。

11日の地震からもう4日になるとニュースで聞いて、 まだ昨日のことのような気持ちなので吃驚ですが、東京は比較的ダメージも少なく恵まれた状態で、みとせは割れて飛び散った硝子の処理をしたり、予定していたレコーディングの準備をしたりしていました。
12日の夕方に翌日のレコーディングの準備をしながら声を出して、そのとき初めて気づきましたが、地震後それまで鼻歌さえ唄うことをまったくしていなかったという…結局13日の収録は延期になってしまったのですが、1日唄うのを忘れるなんて、さすがのみとせもちょっとばっかりショックを受けていた模様です。だというのに声を出したらいきなりしゃきっとしてきました(笑)。我ながら単純。

それにしてもこれだけの災害を前に、日本の国民性のなんたる穏やかさと聡明さ、暴動もなく、店々の窓が破壊されることもなく、秩序と思いやりと譲り合いで24時間を超え、その後も皆が努力している。
東京も今日から計画停電の対象地区になりますが、東北から茨城までの現状の報道をみると、それで少しでも他の地区の状況が改善されるならと思います。今は
まだ何も出来ないのでとりあえずYahoo!経由でささやかながら募金をして、お部屋では厚着をして、わずかでも停電が少なくなるよう節電に努めてみています。

このブログもツイッターも見られない地域や状況の方もおいでになるとは判っていますが、このブログを見られる環境の方でも、不安が募って心に擦り傷がひりひりし始めている方もいらっしゃる。大小の差はあっても、つらいと感じる心に変わりはないと思うので、すべての方へ向けて、ここから声援を送ります。わたしにできるのは砂粒程度のことだけで、それしかできないけれど、ひとりでも多くの方に、少しでも早く日常が戻りますように。

誰かのために祈らせてもらえると、不思議なことに丹田に力が戻ってきます。
みとせはげんきです。

感謝を込めて

そろそろ今年も終わろうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年はみとせはよくアルバムを出し、朗読やらなにやら新しいことにも挑戦し、迷いもありましたが新鮮な喜びもあり、慌しくも充実した1年だったと思います。
スタジオで音楽を表現することが中心になっていたここ数年でしたが、朗読会では久しぶりに皆様と本当に近くで同じ空間を共有することができて、なんだかとても懐かしく居心地のいい感覚を覚えました。

ライヴこそ来年なのでまだ行われていませんが、朗読会のパンフ数十部、ライヴのチケット百数十枚、一枚一部を自分の手でひとつひとつ確かめながらつくってみて、わたしはやっぱりこういうやり方が好きなんだなあと、こうやって自分の指先が届く範囲で、目や心が届く範囲で何かをするのが好きなんだ、ということにあらためて気がつきました。

チケットを1枚ずつ切って折って封をしながら、
「あ、わたし、帰ってきた」と思ったのです。

水溟宮でやっていたことやキルシェでやっていたこと、それらがやはり好きなこと、やりたい形の原型だったんだなあと。
ただその方法ではつくれる数も限られていて、わたしの手ではもう追いつけなくなった、そんな有難い状況になったからこそ、今の場所にいるのですが。

音楽を始めて気づけばもう20年近く経過していて、幸いにしてわたしはこうして音楽を続けられている。そんなに長くここにいるけれど、自分がこの先何処へ行くのかは実はまだ全然見えていません。
見えてはいないけれど、まだここにいたいと思うから、これから先に待つひとつひとつのことを、
チケットを1枚ずつなるべく正確に切って折って仕上げたように、どんなに非効率的だと言われても、目の前にあるものを指先で確かめながら進めて行きたいと、そんなことを思いました。
必ずしもそのやり方で実作業までできることばかりではないけれど、心でそれらをなぞることをこれまでもこれからも忘れない、それがみとせのりこのやり方なんだと思うのです。

チケットをつくらせて頂いて有難うございました。
ライヴへのお申し込みを下さったお客様に、都合がつかずに見送ったけれどそれを残念に思ってくださった皆様に、そしてわたしの音楽を聴いて下さっている皆様に、心から有難うと申し上げたい。
そんな気持ちをより確かにしたこの年末です。

所詮みとせはみとせでしかないので、来年もみとせらしくまったり頑張って参ります。
こんな阿呆で不器用なみとせですが、皆様の応援が何よりの原動力で心の栄養なので、よかったらあたたかく見守ってやって頂けると幸いです。

感謝を込めて。

◇マイコプラズマ

みとせのりこ無事生還致しました。
かるぅく肺炎なんか患っていたようです。
マイコプラズマたんを大量飼育していた模様。
体内マイコプラズマ牧場化。

今週の検査では肺から影も消え、一昨日はプリプロにも出られたし、
療養中といいながらその間に作詞も2曲上げたし、まあ良き哉と。
あとははやく完全復帰して収録しまくりたいです!

それにしてもマイコプラズマ。
なんかすごく強そう。
触ると痺れそう。

◇季節の先取り

しもやけできてた。

足の指に。

びっくり。

何日か前から歩くと指が痺れた感じがしてなんだか痛いなーと思ってたんだけど、

時期が早すぎてまさかしもやけとは思わなかった…。

どれだけ冷え性というか欠陥品なんでしょうか、このカラダ。

しもやけといえばいつぞやの冬、吉野さんに「しもやけって貧乏な家の子かい!(笑)」
って面白い笑われ方をしたなあ。

それにしてもまだ10月頭ですよーーーー!!!??
季節先取りにも程がありすぎ。

くすん。

◇カオスと帯と歯車と

8月9月はたまたまいろいろ重なってしまいカオスな修羅場で、
鬼のような作詞週間を終えて鬼のような収録週間を迎え、
終わると倒れて起き上がったらまた鬼のような作詞週間を…
のエンドレスサーキュレイション。
このループに嵌ると必ず作詞修羅場中に腰に支障が出る。
おかげで作詞期間中はずっと浴衣に帯。
帯というやつはコルセットがわりにちょうどいいのであります。
わたしは本来この筐体では出せない筈の声を出しているそうで、
発声のために長年気づかないまま無理のある筋肉の使い方を
し続けて、骨格を思いっきり歪めてしまったらしいのです。
だから整体に行っても唄えば一発で戻ってしまう。
でもかわりにそのおかげで本来出ない筈の声をずっと維持できて
いるのだそうで、むしろ歌い手としては奇蹟的な幸運なのかも。
つまるところ職業病なので、のほほんとおつきあいしております。
歪んだ骨が硬い音を立てるたび、自分の中に歯車を感じる。
機械化したような気分になって、妄想が膨らむのもまた愉し。