05.「オフィーリアの花かご」

WW 97秋 勿忘草コサージュ

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シングルブーケ系(花が1種類でブーケにまとまっているものをこう呼びます。花がいろいろ混ざってるのは、ミックスブーケ)で一番使いやすいのは、白つめくさか薔薇だと思うんですけど、それははじめのチビコサで出てきたので、ここは単品ブーケの中でも使いやすいランキングが白つめに続くくらい高く、わたしのコサの中で強力な比率を占める(笑)勿忘草のコサージュを紹介します。勿忘草は同色系グラデーションの小花なので、派手にならずにまとまってるからつけやすいんですよね。

勿忘草は、青系の服は勿論、白、黒、茶系、ハッカとけっこう幅広い活用範囲を持ちます。おとなしい印象のコーディ向きではありますが、デニムとも相性が良くて、カジュアルにもラブリーにもこなせる便利品です。
わたしはチビコサはGジャンなんかに合わせてカジュアルな中にちょっと可愛さや可憐さをプラス、普通のコサージュは青系のワンピースや白いブラウスに合わせてまとまりよく、コサージュベルトはフルコーディネイトのときにこれでもか!(笑)という感じでつけています。

ちなみにこのコサージュは、キルシェの”Wanderlust Tour”大阪公演で着ていた青い勿忘草のワンピースと水色のエプロンスカートのコーディネイト商品として出たものでした。(何故ライヴでコサつけてないかといえば、ライヴのときは楽器の都合でコサを潰す可能性があるから(苦笑)。胸にはつけられないので、髪にはよくつけてます。)このときの勿忘草のシリーズはいまもお気に入りで、全てが宝物です。

とにかく好きで好きで買いあさった(笑)勿忘草。普通のブーケと、チビコサージュ、コサージュベルトはみづらいんですけど、S字に敷いてるのがそうです。コサージュの友には、チビコサージュが使いやすいということで、絶大な人気を誇っています。使い勝手はおいといて、個人的なツボは、花の型、かぶりが深くて丸いフォルムになってるところ。いくつあってもまだ欲しいと思ってしまう、病のようなシロモノです。この型の勿忘草は一時期からぱったり作られなくなりました。