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◆[Note:00]「カタン<第二集>」のこと

みとせのりこの唱歌アルバム第二弾「カタン<第二集>」、6月8日無事に発売となりました。既にお聴き頂けましたでしょうか?通販で申し込んで、まだお手元に届いていない方もいらっしゃる様子、お待たせしてしまってすみません。お手元に届いたら決して積まず(笑)に!何はともあれ開封して音盤はCDトレイにイン!して下さいね、イン! そして鳩山郁子さんの手による美しくも細緻なジャケットやブックレットに描かれたモチーフたちを隅々まで眺めて心癒されて下さい。

鳩山さんの公式ブログでも鳩山さん自らの撮影による美しい写真と文章でカタン1と2を並べて紹介して下さっております。2枚並べると昔の文庫本のよう。古書店でこんな装丁の本が売られていたら中身も見ずに即買い間違いなしのみとせです(笑)。

鳩小屋通信(鳩山郁子公式ブログ)

ジャケットを囲むように写りこんだ植物、グラス、そして真空管までも細やかな鳩山さんらしい美学に溢れ、作品のみならずその作品に対する姿勢から生活、感受性と人柄まで含め、わたしも見習いたい、とお会いする度に思います。

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さてさて、まだ音盤をお聴き頂いていない方もおいでと思いますので、楽曲を追ってのライナーノーツはもう少し後に致しまして、今日はアルバム全体についての零れ話などを。

TEAMの音楽プロデューサーでみとせの作品を担当してくださっている中村さんに「カタン2をつくりませんか」とお声がけ頂いたときは、「正統進化系で」ということでお話を頂戴しました。ですので、正統進化の前提で企画を立てつつ、でもまったく同じというのも勿体無いぞ、と思い、コンセプトに少しばかり変化をつけたのですが…出来上がってみたら予想よりはっきり違いが出たなあと思いました。

1枚目は春~初夏の午前中のような心地よく淡い光、洗いざらした木綿(=カタン、コットンの昔の日本語的発音です)の袖を抜けていくやさしい風を想定して作ったのですが、2枚目のイメージは夜。収録曲を見てお気づきの方もおいでと思いますが、正確には裏テーマが「月」と「星」だったりします。また、1枚目は中性的で未分化な雰囲気でまとめていましたが、2枚目はちょっと少年的な方向に寄った配曲になっていて、そのため全体に1枚目より硬質で重い印象になっているのではないでしょうか。肌触りとしては木綿だけでなく麻の入った「コットンリネン」な感じです。(とはいえ少女モノを欠いてはみとせのりこの人格とコケン<笑>に関わりますので、月夜の中に硬質な少女性も微かに滲ませつつ)。

そんな少年的コンセプトはジャケットからブックレットの隅々にまで表れています。真空管、組み立て式の蓄音機=MIKI Phoneやオルガニート(手廻し式オルゴォル)、そして時計草とメカニカルで繊細なのものが満載。それらの少年性はちょうど鳩山さん本来の作風に重なる部分でもあり、今回は前回よりもより鳩山さんらしさを出して挿画を描いて頂けるようにお願いしましたが、ジャケット見開きのイラスト、ジオラマ的な少年たちの理化学宇宙に金平糖のお星さま!まるで裏テーマを見抜いたかのような一枚に、鳩山さんの感受性の鋭さを見たのでありました(月と星が裏テーマだなんて一言も言ってなかったのですよ!)。

アルバムのジャケットというのは形なく不可視な「音」というものに与えられた「姿」だと思っているみとせですが、そんな符合をもって貌づくられた「カタン<第二集>」、音の隅々、挿画の隅々までは勿論のこと、ジャケットと音のシンクロまで楽しんで頂ければ幸いです。
(あ、歌詞ブックレットの見開きイラストの中に、小さな幸運のシカケがあります。もう気づかれた方もいらっしゃるかな。)

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音楽というのは嗜好品の極致なので、万人の口にぴったり合う料理を作ることができないように、万人が最高に自分にぴったりだと感じる音楽をつくることはできません。そんな中で尽くせるベストは、自分だけは掛値なく好きだと言えるものをつくること。
たくさんの方の力を借りて、その方々の心地よいと思うものと重ね合わせながら、わたしはわたしが心地よいと感じるものを丁寧に選んでこのアルバムにまとめました。
1曲でも、ワンフレーズでも、お気に召して頂けるところがあれば幸いです。さらに幾つかの曲を慕わしく感じて頂ければ、より幸いです。
このアルバムにこめられた「魂の故郷」が、貴方の世界の片隅の小さな路地とつながっていますよう、そう祈りながら2枚目の唱歌アルバムを送り出したいと思います。


・「カタン<第二集>」公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/cotton2/
ティーム・エンタテインメント

◆「カタン<第二集>」明日8日発売

「カタン<第二集>」、発売前日になりました。特設サイトの方でも視聴がアップされております。ツイッターではこまめに告知させて頂いておりますが、皆様楽しんでいただけてますでしょうか?
個性溢れる、というか個性の塊のようなアレンジの数々、唱歌の新たな表現として楽しんで頂ければ嬉しいな~などと思っております。

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挿画を手がけて下さった鳩山郁子さんのブログではジャケット画像だけでなく、ブックレット内の挿画のチラ見せ画像が掲載されておりますので、是非是非ご覧になって下さい。鳩山さんの手で撮られた写真で見ると鳩山さんの美意識と世界観が二重三重のプリズムと化し、より美しさが伝わります。こんな素敵なジャケットが自分のアルバムだなんて幸せでなりません。ずいぶん前から密かにファンだった鳩山さんにシリーズで挿画を描いて頂けるなんて、これだけで唄を唄っててほんとによかった…!と心から思ってしまいます。

鳩の備忘録 La note de la colombe

「カタン―cotton― 第二集」サンプル落手、菫ソーダ水祝杯用レシピ付き。
http://junekite.exblog.jp/13717746/
菫色の色校、菫ソーダ水の新しいレシピ
http://junekite.exblog.jp/13535638/

こんな素敵な鳩山さんの最新作漫画「すみれとピッケルハウベ」は6月25日頃発売の「アックス」誌(青林工藝舎)掲載です。

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また、6月1日からの回と、6月8日からの回の2回にわたり霜月はるかさんのWEBラジオ「霜月はるかのFrostMoonCafe+」にもお邪魔させて頂いております。
6月1日から放送の147回は、このWEBラジオ「霜月はるかのFrostMoonCafe+」の新テーマ曲である「smile link」のシングルCD発売日ということでお祝いムードかつ、5月に行われたTEAM Liveの話も交えつつ楽しくお話させて頂きました。148回はカタンの話も少し、といったところなのですが、しもつきんと会うとなんだかほんわり和んでしまって、プライベートな茶飲み話気分で番組収録が終わってしまうという(笑)。マイクオフの場では納豆について語り合ってたし(笑)。みとせ参加の部分はそんな雑談に近いお話ですが、よろしければ聴いてやって下さいませ。
現在第147回放送中、8日には148回放送開始です。

smile link」のシングルCDもサンプル頂いたんですけど、TEAM Liveのときからサビの「ねえ教えて~♪」がことあるごとに頭を回ってます。この曲、しもつきんの声とあいまってすごく耳に残る。しもつきんはほんとにいい意味でPOPで素敵だなあと、どんより担当みとせは思うのでありました。

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「カタン<第二集>」は1枚目の無印カタンより濃度高めで、オリジナルアルバムにやや近づいたようなサウンドになっていますが、そんな中にあっても色褪せない魅力を持った唱歌のメロディ、歌詞、そして抒情をスルメのように(笑)繰り返し味わって頂けるかと思います。
音についてはいろいろお伝えしたいことがあるのですが、いろいろありすぎる(笑)ことと、やはりまずは何の先入観も持たないままで音を聴いて頂いてから!と思いまして、発売してから少しずつ、ライナーノーツ的な形で更新していけたらと思っております。

皆様にアルバムをお聴き頂いた頃に、ぽつぽつとマイペースでアップしていこうと思いますので、お気が向いたらみとせの徒然ひとりごと、お立ち寄り頂ければと思います。

ご予約くださっている方も、明日店頭に探しに行くよ!という方も、うっかり忘れてたという方も、みとせのりこの拡大解釈唱歌アルバム第二弾「カタン<第二集>」、お手元に置いて楽しんで頂ければ幸いです。


・「カタン<第二集>」公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/cotton2/
ティーム・エンタテインメント

◆「カタン<第二集>」マスターアップしております

低血圧で今日一日がどこかに消えてしまったみとせです。皆様おげんきですか。
というわけで(どういうわけだ)、マスターも工場に入ってから特に問題が上がってこないので、これで安心して宣言できます。

「カタン<第二集>」マスターアップ致しました!!

音源自体は先週アップしていたんですが、小心者のみとせ、工場OKが出るまで心配で公に宣言できませんでした(笑)。
唱歌をトラッドポップ、トライバルポップとしてとらえ、歌詞のもつ風景やイメージをさらに拡大して送るみとせのりこの唱歌シリー第二弾、どうぞよろしくお願い致します。6月8日発売予定です。

それにしても、振り返ると長かったというか、本当にいろいろあった制作でした。
特設サイトを公開した翌日に地震が起き、世界は一変して、東京もいろいろなものが麻痺。そんな中多くのことを考え、多くのことに迷い、多くのことを乗り越えての制作、いろんな意味でこの作品は忘れられない作品になると思います。
3月中旬に予定していたほとんどの収録が飛んでしまったにもかかわらず、その後により素晴らしい形にして新たな収録日に向かって下さったアレンジャー、奏者の皆様、そしてティームエンタテインメントのA&R中村さんに心から感謝しております。

アマゾンやHMVなどのCDショップでも予約が始まっていますが、とらのあなさんでは予約者様から抽選でのサイン色紙プレゼント企画を開催して下さってます。

アマゾン
とらのあな(サイン色紙抽選プレゼントあり)

震災以降ライヴハウスも客入りが厳しい、新しいアルバムもなかなか聴いてもらえない、という話はさんざん耳にしていたのですが、こうしてアルバムを作ってみるとやっぱり世の中がいろいろたいへんなんだなあと痛感します。みとせのアルバムは基本「鳥人間コンテスト」(@中村さん)的な”低空飛行だけど延々着水しない”(笑)性質のようなので、ゆっくりゆったりやっていけばいいとは思っているのですが、初動が動かないと店舗さんにも注目して頂けないので、CDが手に入る環境が狭くなってしまったり、次作のリリースペースにも影響するのが悩ましいところです。…3作目の構想も既に枠組みくらいはできちゃってるので(笑)。←2枚目を作るときについつい3枚目の妄想も書きとめてしまいまして…。
そう、3枚目こそはヲトメ唱歌をですね!なんていう早すぎる心の風呂敷はさておき(笑)、ティームさんの特設サイトでも試聴曲が随時追加されておりますので、聴いてやって頂けると嬉しいです。試聴は曲中でもおとなしめの導入部を切り出すことが多いので、試聴では曲の魅力の1割もお伝えできないのがもどかしいところですが。

…なんて書いてたらずいぶん長くなってしまいました。
少しは収録時のエピソードなど書こうと思っていたんですけど、そのあたりはまた次回以降のブログで徒然に更新していこうと思います。

とにもかくにもマスターあがりました~~~~ ヽ(´∇`)ノばんざい!


・「カタン<第二集>」公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/cotton2/
ティーム・エンタテインメント

◆アマゾンでの取り扱い復旧しました

アマゾンで何故かみとせのアルバムが販売不可表示になっていた件ですが、昨日無事に販売ができる表示に戻り、本日やっと在庫あり表示になりました!
取り扱いと流通が復旧しましたので、ご報告いたします。嗚呼よかった~~!

アマゾンからは特に説明がなかったので理由は不明瞭なのですが、推測ですけれども、震災の影響でアマゾンの在庫管理のシステムが復旧していなかった、ということなんだと思います。

桜詩舎のアルバムは「イー宅販売サービス」という小口の委託サービスを通じてアマゾンに流通していますので、大手の流通経路とは処理が分かれているので後手になっちゃったのかと。皆様にはご迷惑とご心配をお掛けいたしました。
「ヨルオト」はちょうど先日追加プレスが上がってきたところですし、アマゾンの倉庫に在庫がなくなっても出荷依頼がくればすぐ出せますので、是非注文してやって下さい。
自分で言うのもなんですが、超名盤ですので(笑)。
(納めたCDがアマゾンのページに反映されるまでにちょっと時間がかかるみたいですが、毎週ちゃんとアマゾンの倉庫に送ってますので信じてやって下さい。)

そして何度も書きますが、絶対廃盤にはしませんので!

これからもみとせ及び桜詩舎の作品たちをどうぞよろしくお願い致します。
ぺこり。

◆アマゾンでの販売が不可になっているトラブルについて

みとせのソロアルバム「ヨルオトヒョウホン」ですが、何かの手違いでアマゾンでの販売がストップしている模様です。ご迷惑をおかけし、かつ誤解を招いているようで本当にすみません。

在庫をアマゾンに送ったそばから有難いことにお買い上げ頂いて、送っても送っても在庫表示がいつも「なし」、ということはたまに起こるんですけど、今回みたいに価格表示や在庫表示がごっそり消えてしまったことはないので、これはアマゾンのミスだと思います。

先日も書きましたが、みとせ・桜詩舎の側では愛情を持って世に送り出した作品を廃盤にすることはありませんし、在庫も先月末から受け入れが始まったので全てのCDをアマゾンの倉庫にきちんと発送しています。

アマゾンに問い合わせはしていますが、なにぶんアマゾンさん、ものすごく反応と対応が遅いので、正常化するのがいつになるのか不明瞭です。でも少しの間待っていて頂ければ必ず定価で新品が手に入るようになりますので、ものすごいプレミア価格で中古を買ったりしないで下さいね。
せっかく皆さんが我慢して働いたり貯めたりしてきた財をそんな風に無駄に使ってはもったいないです!!お金はたいせつに~~!!

ということで、急ぎのおしらせでございました。
んもーアマゾンのばかーーー!!

*
「カタン<第二集>」のマスターも一応アップしている状態なのですが、まだ工場に納めていないのでなんとなくアップした実感がありません。工場に無事入りましたらまたブログにて、収録や制作のエピソードとともにおしらせさせて頂きますね。
名盤ですよ!!(自画自賛)

◆TEAM Entertainment Live Act 2011と「カタン<第二集>」

ブログではまたもやご無沙汰してしまってすみません。
8日の「TEAM Entertainment Live Act 2011」にお運び下さった皆様有難うございました。
参加するだけでも一日楽しいお祭り気分と音楽の喜びを堪能できるというのに、さらにリスナーの方からお酒をはじめ贈り物も頂いてしまい、こんなに幸せでいいのか、恐縮しきりな一日でした。

みとせコーナーの演目は「カタン<第二集>」の発売前ということで唱歌をお届けしましたが、第二集が6月8日発売予定のため、選曲には第一集からの曲も取り入れました。

1.月の沙漠(第二集より)
2.花の季節(第一集より)
3.夢路より(第二集より)

そして当日のバンドの編成に合わせてリアレンジ、テンポも曲中で揺れる有機的な曲ばかりでしたので、ライヴならではの雰囲気とテンションのあるコーナーになったと思います。それもこれも少ないリハ数でびしっと揺らぎと呼吸を合わせてくれた手練れのバンドの皆さんのおかげです。特に「花の季節」は、間奏をリハ当日にいきなりのばしてそれぞれの楽器のソロ回しをお願いするという無茶振り(笑)。そんなみとせの要求に最高の笑顔で「やりましょう!」と応じて下さって、しかもかっちょいいソロを披露して下さったメンバーの佐々木さん、福田さん、長谷川さん、矢吹さんに心から御礼を申し上げたいです。そして「ティームライヴのどんより系担当」(笑)みとせのコーナーでも手拍子を下さったお客様にも御礼を申し上げます。

本当はライヴ後すぐにもお礼をブログにと思ったのですが、何せ翌日が「カタン<第二集>」のミックス最終チェックとトラックダウンだったので、少しでも耳と体力を温存しようと思ってライヴ当日はすぐに寝てしまいました。軟弱ですみません。
でもそのおかげでTDではしっかり集中できて、それぞれの楽曲の情感をより高められたと思っております。TDが進むと早くこの音を皆様にお届けしたい!という気持ちがリアルに湧きあがってきて、でもこれでもうマスタリングしたらアルバム制作も終っちゃうんだ、と思うとむしょうに淋しくて、終わってほしくないけど聴いてほしいアンビバレンツにひとりでくねくねしてみたりします(笑)。

そうこうしているうちに「カタン<第二集>」特設サイトにも試聴が徐々に上がっております。本日10日にも新たに「黒猫のタンゴ」が追加されて、現在の試聴曲は全部で4曲。

・雨降りお月(編曲:吉野祐司)
・トロイカ(編曲:オオフジツボ)
・メリーさんの羊~アルプス一万尺(編曲:オオフジツボ)
・黒猫のタンゴ(編曲:吉野祐司)

どの曲もアレンジャーさんと奏者の方の個性満載、濃ゆ~い出来になっております。
当初はここまで濃いアルバムにする予定ではなかったはずなんですが、進行にともなって判断がどんどん自分の好みの方へ寄って行き、気づくとやっぱりこうなっておりました(笑)。
所詮みとせのりこです。

唱歌のアルバムとしても、トライバルポップとしても楽しめますし、唱歌と考えずにみとせのアルバムとしても堪能できる、噛めば噛むほど味わいが出るようなスルメなアルバムに仕上がると思いますので、どうぞ引き続きの試聴公開と、アルバム発売を楽しみにしていて下さい。


・「カタン<第二集>」公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/cotton2/
ティーム・エンタテインメント

嗚呼、ライヴも終ったので2ヶ月寝かせたままの医療戸棚をそろそろ起こさなくては。
寝た子が育ってしまう。

◇アマゾンでのCD販売状況について

アマゾンをご覧になっている方はCDの在庫数のところに「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」という表示をいくつも見かけていらっしゃるかと思います。「結局どういう意味?」と疑問に思っておいでの方も多いかと思いますので、おしらせをば。

アマゾンの千葉倉庫や配送センターの業務が震災の影響でストップしているそうで、一部商品は在庫の有無に関わらず現在全てこの表示になっているそうです。配送センターの業務が正常に稼働され次第、在庫状況の表記が戻るとのこと。
…なのですが、4月以降発売の新譜については優先的に納品させてもらえるそうなんですけど、既存商品(旧譜)については納品再受付の目処がまだ立っていないそうで、いつになるかの発表が今のところありません。桜詩舎のCDは旧譜扱いになるので、しばらくアマゾンでは購入できないかも、といった状態です。アマゾン側もシステムの回復に努力中なのだと思いますが、皆様にはご不自由をおかけします、すみません。でも桜詩舎としては一枚たりとも廃盤にする気も販売をやめてしまう気もないので、その点についてはどうぞご安心下さいませ。

以下、アマゾンから上がってきた情報をそのまま貼り付けておきます。

[商品の在庫状況(発送状況)の表記について]
販売可能な在庫があっても「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」と表示されます。配送センターの業務が正常に稼働されしだい、在庫状況(発送状況)の表記が戻ります。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。

[今後の納入依頼スケジュール]
全商品種別とも、4月以降発売の商品のみを対象に、納入依頼を発行いたします。それ以外の、発売済み商品(既発売商品)への納入依頼について は、配送センターが復旧するまで納入依頼を停止いたします。再開時期については未定ですが、随時更新しますので定期的にご確認ください。

◆「カタン<第二集>」発売延期とアレンジャー公開

三寒四温かあたたかかったり寒かったりの日々ですが、皆様いかがお過ごしですか?
昨日より今日、今日より明日が穏やかで充実した日になるようにと願っています。

さてさて、先日軽く触れました「カタン<第二集>」発売延期の件、まだ新たな発売日は調整中ではあるものの、サイトの方にも正式に延期の旨告知させて頂きました。楽しみに思っていて下さった方、そして既にアマゾンでご予約下さった方、ほんとうにすみません。
でも「延期になります、日程未定です」だけの発表をするのは淋しかったので、ここで予定を繰り上げて、各曲の担当アレンジャー様も公開することにしてしまいました。
既にサイトで公開されておりますので、是非「トラックリスト」のページをご覧下さいませ。
予想が当たった方はほくそ笑みながら試聴を待って頂ければと思います(笑)。

よ~し、明日は収録!
唄えることの幸せを噛み締めつつ、その幸せと喜びとをアルバムにのせて皆様にお届けできるよう、楽しくがんばってまいります。


・「カタン<第二集>」公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/cotton2/
ティーム・エンタテインメント

◇その後のみとせ、と、いろいろ

地震から一週間、都内は計画停電や電車の不確定要素、うっかりさんたちによるパン・牛乳の不足などはありますが、人も環境も一時に較べてずいぶん落ち着いてきたように思います。被災地の方々は未だ厳しくつらい中にいらっしゃる方も多いこととお見舞いを申し上げます。また最前線ではこの状況と闘っていらっしゃる方々もいる。応援しか出来ませんが、信じて感謝して祈っています。

その後のみとせはといえば、13日からびっしりほぼ休みなく25日あたりまで詰まっていた収録がまるっと飛んでしまい、気合という支えがすぽーんとなくなってしまって、抜け殻になりかけておりました。そんなところに余震が続いて珍しく不安になったり不眠気味になったり(右脚を傷めているせいと低血圧のせいでもともと始終ゆら~んとしてるんですが・笑)、意外とか弱いじゃないのわたくし、という2-3日でしたが、唄うと腹式呼吸と集中力のおかげで不安で絞まった胸が緩むので、マイクを立てて自分の今の心にやさしい唄をアカペラで録っていました。唄っていたのは主に唱歌でしたが、しまいにはそれを今まで自分が唄ってきた曲の中からやわらかいものと組み合わせて並べ、子守唄のように聴きながら寝ていました。なんたる自給自足(笑)。

ツイッターの方でも書きましたが、唄うと心身が元気になるのにはちゃんと理由があって、腹式呼吸で丹田に深く息を入れて吐くと深呼吸した状態になりますし、お腹の辺りの動脈と副交感神経が刺激されて血液の循環がよくなります。声を響かせるために頬の筋肉を上げるので、笑ったのと同じ状態になり、脳みそが明るい刺激を受けるのです。だから余震や停電で怖い、と思って胸がきゅっと締まって呼吸が苦しくなったら、お腹の深いところまで息を吸い込んで、明るくて簡単な唄を唄ってみてください。「アルプス一万尺」とか、唱歌・童謡がお勧めです。歌詞が判らなかったらら~んららん♪でいいので(笑)。耳から明るい音が入ってくるだけで感情が上向きますよん。

そんな音楽療法(?)のおかげで不安という点ではすっかり落ち着いたみとせなのですが、やはり収録が飛んじゃったのは痛いです。これをお読みになっている皆様にはもう想像がついていると思うのですが、この時期にびっしり詰まっていたプロジェクトと言えば当然「カタン<第二集>」以外になく、飛んだのはまさにその収録でした。
発売日に間に合うように忙しい奏者さんやアレンジャーさん、エンジニアさんのスケジュールを合わせて組んだ収録計画がまるっと飛んでしまったということは、こればかりは仕方がないのですが、発売の延期に直結してしまうということです。
まだ詳細は決まっていないのですが、「カタン<第二集>」の発売は少しばかり先送りになってしまうと思います。楽しみにして下さっていた皆様にはほんとにすみません。

とはいえみとせもアレンジャーさんたちも、エンジニアのDaniさんも、ティームさんでみとせのアルバムを担当して下さっている中村さんも、へこたれて成り行きに任せているだけではありません。アレンジャーさんたちはこぞって「収録が延びたならアレンジもっと手を入れますね!」「時間あるなら生楽器追加していいですか?」と、状況を逆手にとってのものすごいポジティブさ。Daniさんは停電になっても収録できる簡易システムをあっという間にくみ上げてしまうし、中村さんは既に各方面との連絡や調整に追われているし、なんかもう音楽人て基本タフです(笑)。
なので必ずや、日にちが延びた分だけの濃さと佳さとを詰め込んで、「カタン<第二集>」お届けすることを約束します。

詳細が決まりましたらまたあらためて、ティームさんとみとせの両方からお知らせさせて頂くことになると思いますが、ご報告までもう少し待っていてくださいませ。

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いろんな方が本震直後から応援の曲や動画、イラストなどをあげて激励と慰安を示していらっしゃいましたが、1週間経って少し落ち着いてきた地域もあって、漸くそれらが一部の方の心には届くようになってきたのではないかと思います。本震から暫くはそれを受け取れる心の余裕すらなかったと、自分を振り返って思うので。勿論まだその映像も、音さえ届かない地域もあるのですが、祈りは届くようにとわたしも願っています。
いろんな方が積極的に応援のメッセージを発信する中で、目前の収録も延期になってしまったわたしにできることは何だろう、と思いましたが、不器用なわたしにできることは無闇に動くことではなくて、音楽人であることの前にこの国に住まう一人の人間として、微力ながら節電をし、持てるわずかな余裕を出来る限り募金し、無駄な物資と移動の消費を控えることだと思いました。
もう少ししたらきっと、もっと音楽の力が傷ついたこの国と人を癒せるときがくると思います。その頃にもしも出来ることがあれば、たとえその手段が音楽であったとしても、音楽人としてではなくやはりこの国に住むただの一人の人間として、自分のために、そしてそれが同時に誰かのためにもなるようにと祈りながら、動きたいと思います。

被災者、ということばではなく、この震災で傷ついたすべての方に—-それはおそらく自分自身も含めて—-少しでも早く日常が戻りますように。

まだ寒いですが、もうすぐ東京では桜が咲く時期です。
今年の桜はきっととても美しいと思います。