振袖ヲトメと春の午後

ちょっと前の日記でも書きました雑誌「PUSH!!」でのラストミッション、
先日取材と撮影を終了しました。
秋には同誌で「秋の英国式紅茶なヲトメ座談会」を実施しましたが、
今回は「春の着物座談会」。春先だったのと、わたしがコラムを卒業して
新入生さんとバトンタッチになるので、編集部から「卒業入学の雰囲気で
いきましょうか」という提案があって、それなら袴にするか、ということに。
さすがのわたしもコラムメイト+新入生合計4人分の袴は持っていないので
袴を調達したり、それぞれの出演者の方に個別に着物を選んでもらったり
(中原さんだけは自分の振袖をお持ちだったのですが、他のお二人は
 わたしの箪笥に詰まった着物から似合いそうなのをレンタルしました)、
コーディネイトや撮影場所を考えたりとなかなか手間のかかる企画でした。
当日の更衣室はわたしの家だったので、朝から自分の着付けとお迎え準備、
みんなが来たら3人分の着付けやアクセサリーコーディネイトと大忙し。
でも着付けてみるとそれぞれに思ったとおり似合っていて、手間暇かけて
準備した甲斐のある出来にひとりニヤニヤ致しました(笑)。
ちなみにコラムメイトの面子はおなじみ中原涼さんと佐藤ひろ美さん。
中原さんは赤地に渋い配色の染めの振袖+黒の袴でカッコ可愛く、
佐藤さんは京紫地に古典柄の華やかな振袖+ぼかし袴で上品クールに。
新入生さんには彼女の普段着のイメージに近い、黒地に薔薇柄の着物を
レースでアレンジしたロリィタ風味なスタイルにしました。
…ちなみに新入生はこのお嬢さんです。
ちなみにわたしは、「普段着だけどとっても気に入ってて、でも桜柄だから
桜の前までしか着られない」着物を着用。
卒業式というよりは、一級上の上級生が新入生たちの面倒を見ているような
そんな気分の一日でありました。
わたしの時代錯誤な部屋(笑)も女子の皆様に受けがよく、女子の皆さんが
時代錯誤な家具やレースやコサージュを見ては「可愛い~~!!!」と叫ぶ
オクターブ上の声を聴きながら、「嗚呼、やっぱり女の子っていいなあ」と
幸せな気分に浸りました。
掲載は4月発売号。
インタビューは脱線しまくりの笑いまくりでお腹が痛いくらいだったので、
これがどのようにまとまってくるのが想像もつきません(笑)。