WW98冬 薔薇コサージュブレスレット
薔薇が続いたので、比較してみていただくのもいいかと思い、また薔薇にしてみました。結局こうやってみると薔薇のコサージュをすごくたくさん持っていることに気がつきます。しかも似たようなのばっか(笑)。わたし、趣味の範囲が狭いんですよね。だからいつも同じようなの買ってる。色も白か青かパープルで、あってもピンクまで。これなんかまさしく白でオールドでいっぱい持ってるじゃん!ってものの典型(笑)。…なんですけど、コサージュブレスレットっていうのが珍しくて。最近でこそよく出ますけど、以前はブレスは珍しかったんです。
わたしには甘すぎるかなと思ったんですけど、買ってみたら手だけでなく、バッグの持ち手につけたり髪に飾ったり、ジャケットチェーンにしたりといろいろに使えてとても便利でした。これで1万なんて㈱KANEKO ISAO企業努力!!赤茶も買っておくんだったと後悔してます(笑)。
金のチェーンにサテンリボン、涙パールということで、パーツ的にはフォーマル向けであんまり綿の花柄系の服には合わなそうなんですけど、花のほうが目立つせいか、つけてみるとわりとこだわらずに使えています。そしてブロード・ローンにかかわらず、無地とは相性抜群です。
実物見たとき、すごく童話的なデザインだと思いました。童話のお姫様ってこういうイメージがあるのです。前に紹介した白いリースは『目覚めない眠り姫』のイメージでしたが、これは『目覚めるべき眠り姫』のイメージがあります。どこが違うのかといわれると困っちゃうのですが、同じやわらかな白薔薇でも花だけでまとめたものと違って、パールやチェーンという”飾って見せる”目的を持って用意される社会的な素材をあわせているせいか、こちらはなんとなく前向きというか、外向きな感じがするのです。お姫様を飾る婚礼の飾りはこんなふうに可憐でゴージャスにまとめられるのが相応しいのではないかなと、勝手に思うわけです。
薔薇の花が3輪ついたブレスレット。薔薇の間は金のチェーンにサテンリボンを通したもので繋がれてて、先には涙型のパールが下がるようになってます。ケンティフォリア(千の花弁を意味する言葉で、原種薔薇・オールドローズの代表種)風の花弁も盃状咲きの花型も素敵。わかりにくい置き方で写真を撮ってすみません;; でもこのワイヤの蔓がくるくるしてるのがツボなんです(笑)。