バタバタしていてゆきじるし(snowblancの通称)の方でのおしらせをし忘れておりましたが、弘田さんとのアルバム「yorlga」のサイトでは、発売後もWEBラヂオに続き世界観の更新や楽曲解説など、アルバムをスルメのように(笑)楽しんでいただくためのコンテンツをアップし続けております。
そして先日、七夕の日に、読みきり小説「ヨルガ文庫」のコーナーを開設、第一回は「翡翠の小鳥」という作品が掲載されております。読みきり小説などと書いてますがそんなご大層な感じのものではなく、所謂SSというやつになるのだと思います。
ちなみに筆者はお恥ずかしながらみとせです。
わたしは漫画ならば昔とった杵柄というやつなんですが、シナリオはまだしも小説を書くのだけは非常に苦手でして、実は掲載している「翡翠の小鳥」もかつて漫画として発表しようと思って書き留めてあったプロットを小説に起こし直したものです。拙い文章ではありますが、帝都の風景だけでなく、帝都に棲む人々の人となりや出来事のひとかけらを楽しんで頂ければ幸いです。
でもできればわたしが書くんじゃなくて、ほんとはリスナーの皆様が書いて下さったものが読みたいんです。
どなたかのブログで「帝都にはきっと眼鏡をかけた店主のいる古本屋があって、本が傷むからといって薄暗い灯りしかつけていない、きっとそんな店があるに違いない」という文章を拝見したんですけど、それを読んでとても嬉しくなりました。
そう、そうなんです。皆さんがあると思えばそれは帝都にあるんです。いると思えばそれは帝都に住まう住人なんです。
現東京23区だけだって、全部の路地を歩いて全部の店を知るのは無理、住人全員と知り合いになるのは無理。帝都にだってわたしの知らない路地、わたしの知らない店、わたしの知らない人がいる。皆さんがヨルガというアルバムを門戸に帝都へ入っていらして、そしてそこに視た風景を、出会った人たちを、起きたことを、わたしに教えてくれたら楽しいなあと思っていたりします。
みとせの個人的な気持ちだけを申し上げるなら、二次創作は大歓迎です(笑)。
花街モノでも幻想文学系でも大正浪漫でもあの時代の少女小説でも何でも来ーい!!
(もしも書いたらみとせにこっそり教えて下さい、楽しみにしております。)
…そのうち女学校モノもやりたいです。物語もですが、音楽の方も、「ゴンドラの唄」とか、「野ばら」とか、「アヴェマリア」とか。
(ぼそりと妄想)