vierge automatique収録開始

しばらくご無沙汰しておりました、すみません。
春が羽化するあたりの季節はいつも血圧やら花粉やらで体調が落ち着かなくて。
ご無沙汰の間に、昨年からこっそり告知しておりました
「vierge automatique~擬似少女楽園廃墟2」の収録が始まりました。
しばらくスタジオ詰です。
…と言っても今回の収録期間では全体の半分ほどの曲を収録するのみで、
まだまだ日程未定の残り半分(の、予定)があるのですが。
サブタイトルに「擬似少女楽園廃墟2」と入っていますが、
この「擬似少女楽園廃墟」というのは、以前アンドロイド・人形などの
ヒトガタをテーマにした展示に音楽で参加させていただいた際の展示タイトルで、
これに合わせて3回のライヴと300枚の限定シングル(3曲入り)を出しました。
そのCDのタイトルもそのまま「擬似少女楽園廃墟」だったのですが、
このCDが枚数の少なさ故か、オークションなどでとんでもない高値が
ついていることを知りまして…未収録曲もあり、手に入らないから
こういうことが起こってしまうんだなあと申し訳なく思っていたので、
未収録曲をちゃんと音源化しなければと思い、それが今回の企画に結びつきました。
とはいえただ再版するんじゃ面白くないので、前作に収録の3曲に関しても
必要なものにはリアレンジを施し、会場でやったライヴ限定の書き下ろし曲も
あったのでそれもきちんと収録用にリメイクし、テーマに沿った曲を
さらに足してのアルバム化です。
名義としてはみとせのりこのソロ作品集となります。
もともとみとせは知る人ぞ知る耽美系の作品を得意とするパーソナリティ
だったのですが、キルシェではなかなかそっちのカラーは出せずに来ましたので、
ソロの方で久々に水溟宮的な世界観を全開に頑張っております。
先日はライヴ限定だった「百花庭園の幻影」という曲を収録してきました。
このアルバムに収録する曲はどの曲もメロディーが変態で(笑)難しくて
でもとても美しくて、収録も苦労しますがとても楽しいです。
仕事の合間をぬって制作を進めているため、まだ発売日も決まっていないような
状態ですが、企画は確実に動いております。さすがに年を越すことはないと
思いますので(笑)、まったりした気持ちで暫くお待ちいただけると嬉しいです。
今年はその他にもオリジナルの曲をたくさんお届けする野望をもって
スケジュールを組んでおります。それにライヴもやりたいのです。
今妙にストリートライヴがやりたいのですが、花粉症のわたしにとっては
GWまではどう足掻いても無理です…GWまでこのストリート熱が持続したら、
そのときは是非お外に出たいです(笑)。