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◆みとせのりこミニアルバム「tSoLE」 10/25「M3秋」にて委託販売(みとせも参加します)

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夏の初めから水面下で制作を始動し、夏の間勤しんでおりましたミニアルバム「tSoLE」、無事マスターアップいたしました!(上の画像をクリックしていただくと特設サイトに飛びます)

三滝航さんとのコラボレーションによる5曲入りのミニアルバム。「tSoLE」は”ツォーレ”と発音してください。近年ライヴに注力してきたり、バンドアルバムを出したりと、「生音」を重視した作品や活動が多かったみとせですが、今回はそのあたりの比重感覚がキルシェ時代のセンスに少し揺り戻ったような作品になっています(感覚、という表現をした意味は、音を聴いていただくと「ああ、なんとなく理解」って思えると思います)。とはいえキルシェほど素朴でもなく、バンドアルバムほどリアルでもなく、一緒に組む人が変われば表現として生まれる作品も少し変わってくる、そんな、音楽をやる上で自分が大事にしている「受け入れる変化と貫く自分」を今回もいいバランスで出せたと思っています。

参加ミュージシャンとして、みソ部でおなじみのDaniさん、太田光宏さん、そして「Zの螺旋」でこのアルバムから先行演奏した「窓」でヴァイオリンを弾いてくださった菅野朝子さんにも参加していただきました。全5曲のミニアルバムですが、曲の個性もそれぞれに違って彩り豊富です。何度も聴き返せるアルバムだと思います。このアルバムを好きだと感じてくださる方のところに、ひとつでも多くこの音が届きますよう。

◆10/25に開催される音楽系同人作品即売会「M3秋」 @東京流通センターにて、作曲家・三滝航のスペース「Studio Lepus(第2展示場2階 サ-11b)」での委託販売が決定いたしました。当日はみとせも同席して販売のお手伝いをさせていただきます。サインなどのご希望に対応できるのは午後(おそらく13時以降)になってしまうかと思われますが、可能な限り応じさせていただきたいと思っておりますので、遠慮なくお声をおかけいただければ幸いです。

みとせバンド秋ツアー、無事に終了いたしました!有難うございました!◆10/9-10-11に行われるみとせのりこソロバンド[秋]ツアー、心斎橋SOMAを初売りとし、名古屋TOKUZO、甲府桜座とライヴ会場にて先行 販売いたします。(10/3の東京公演に間に合わずすみません、かわりに3日は会場内で全曲ノーカットでオンエアします。)試聴も近日には公開予定ですので、楽しみにお待ちください。

◆9/20みとせのりこソロアルバム「vierge automatique~擬似少女楽園廃墟Ⅱ~」一般発売

今年の頭に「再始動」宣言しましたみとせのりこソロアルバム「vierge automatique~擬似少女楽園廃墟Ⅱ~」、進行具合はツイッターなどでも呟きつつ、特設サイトでも徐々に情報を公開しておりましたが(そして8/24のライヴでは先行販売までさせて頂きましたが!)、ブログできちんと発売日のご報告をしておりませんでしたので、今更ですが、
9/20「vierge automatique~擬似少女楽園廃墟Ⅱ~」一般発売となります。
のおしらせを。
只今アマゾンでご予約受付中です。どうぞ宜しくお願い致します。

ジャケットの球体関節人形は初代「擬似少女」の流れを汲んでそのままDollhouse Noahさんの人形を。ヴィジュアルデザインは「ヨルオトヒョウホン」のジャケットをデザインしてくれたThe Monneyless Vincent Imitation Graphicaのマエダさんです。

◆特設サイト
http://www.snowblanc.net/vierge/index.html

◆アマゾンご予約ページ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B008RAIJR6

このアルバム、今となっては幻の(困ったことにオークションでプレミアがついてしまっていた)限定シングルCD「擬似少女楽園廃墟」(2004年)が元に…、と、うたってはおりますが、そのCDに入っていたのは実は2曲だけで(シングルなので少ないんですね)、今回その2曲もアレンジを変えたりヴォーカルは全て新たに録り直し、ミックスもし直して、2012ヴァージョンに生まれ変わっている「新録音源」となっております。
そして3曲はこれまでライヴ等では演奏したことがあっても音源化されていなかった曲を今回のためにアレンジしてもらって収録した「新録/音源初公開曲」。
残る半分の5曲はといえば、完全なる「書き下ろしの新曲」となっておりまして(1曲わらべうたの変態カヴァーが入ってますが・笑)、結局のところ全ての曲をこのアルバムのために録りおろし、ほとんどが音源としてお届けするのは初という、「リメイク曲は入ってるけど事実上はニューアルバム」というややこしいシロモノになっております(笑)。

ちなみに収録曲ごとに見ていきますと、
(8月24日の先行販売で手にして下さった方もおいでになると思いますが、一般発売はまだなので内容的な部分にはほとんど触れずに参ります)

1. vierge automatique(作編曲:Dani)
⇒書き下ろしの新曲。このアルバムの幕開のために書き下ろして頂いた賛美歌的な造語多重コーラス曲。タイトルもそのまんまなのでまさに「書き下ろし!」っていう曲ですね(笑)。

2. Mindsphere(作編曲:井上俊彦)
⇒2004年版の「擬似少女楽園廃墟」収録曲。アレンジはそのまま、ヴォーカルとミックスは今回のアルバムのために録り直し混ぜ直しました。「リレコーディング」という位置づけになると思います。

3. 百花庭園の幻影(編曲:Dani 作曲:多田遠那)
⇒2004年のイベントの際、ライヴエキシビションでのみ演奏した曲です。アレンジも変更し、今回のために全て新録。会場にいた各回30人強の方しか耳にしたことがなく、しかも今回初めて音源化された曲なので、事実上の「新曲」といっていいと思います。

4. cercueil blanc~白の柩~(編曲:遠藤成樹 作曲:多田遠那)
⇒2004年版の「擬似少女楽園廃墟」収録曲。アレンジも大幅に変更、ヴォーカルもミックスも今回のために新たにしております。これは位置づけ的には「リアレンジ」になるのかな。ORITAの相棒ナルキさんにアレンジを頼んだので、ものすごくORITA風味です。

5. 廃墟の心臓(作編曲:Dani)
⇒書き下ろしの新曲。タイトルと詞の流れは決まっていて、そのメモを渡して「プログレで。」ってお願いして書いてもらいました。タイトルを見て頂いても判るとおり、このアルバムのために書いてもらった曲です。

6. 白繭の城(編曲:鶴田萌子 作曲:みとせのりこ)
⇒珍しくみとせ作曲の新曲。みとせが今年の春ごろツイッターで呟いていた「ヒキコモリのオンナノコの唄ができてしまった」というアレです。自然発生的にうまれた曲の割にはものすごく「このアルバム用」の新曲。このCDに収録するためにアレンジもして頂きましたしね。

7. とおりゃんせ(編曲:弘田佳孝)
⇒変態アレンジのわらべうたカヴァー。「ヨルガ」ライヴの際に演奏した「ホラーとおりゃんせ」が元になっているはずですが、そこからまたかなり化け…いや進化しました。

8. 薄氷(編曲:柳英一郎 作曲:篠本さねあつ)
⇒15年近く前にみとせのりこが篠本さねあつさんという男性のシンガーソングライターに詞を提供した楽曲です。キルシェのライヴで一度だけみとせのヴォーカルで演奏されたことがあります。今回篠本さんの許可を得てみとせヴァージョンとしてリアレンジ+完全新録でのCD音源化。これは「リアレンジ+カヴァー」というのが正しいのですが、耳にする側としては「新曲」に感じられるのではないかと思います。

9. カナリヤ機械(編曲:流歌 作曲:井上俊彦)
⇒キルシェのライヴで繰り返し演奏されていたにも関わらず、何故か音源化されていなかった知る人ぞ知る曲。今回のアルバムのテーマに嵌りすぎの曲だったので、このアルバムのために新たに収録用にアレンジしてもらいました。ライヴキルシェ版からふた化けくらいしてます(笑)。この曲は位置づけが難しいですが、「キルシェの曲をみとせがセルフカヴァーしたもの、新録、初音源化曲」かな。(ややこしい…

10. 伽藍の空 (作編曲:onoken)
⇒書き下ろしの新曲。あんまりな歌詞なので人様に渡しづらく自分で曲をつけようと思っていたのですが、どう足掻いても自分ではいいメロができなかったので、餅は餅屋と思い信頼できるセンスの方にお願いしました。このアルバムのトリの曲にと思って書き下ろしていただいた「新曲」です。

という感じになっております。

みとせを昔々から知っていて下さってライヴにも来て下さっていて、「懐かしい!ずっと聴きたかったあの曲がやっとCDに!」という方もおいでになるかもしれませんが、ソロを始めてからのみとせしか主に知らない、という方にはほとんどが「初聴き」の曲になると思います。
いろんな感じ方、楽しみ方があると思うのですが、どの曲も「今のみとせ」の感性を通して新たなアルバムとして選んで揃えて収録した10

vierge automatique収録開始

しばらくご無沙汰しておりました、すみません。
春が羽化するあたりの季節はいつも血圧やら花粉やらで体調が落ち着かなくて。
ご無沙汰の間に、昨年からこっそり告知しておりました
「vierge automatique~擬似少女楽園廃墟2」の収録が始まりました。
しばらくスタジオ詰です。
…と言っても今回の収録期間では全体の半分ほどの曲を収録するのみで、
まだまだ日程未定の残り半分(の、予定)があるのですが。
サブタイトルに「擬似少女楽園廃墟2」と入っていますが、
この「擬似少女楽園廃墟」というのは、以前アンドロイド・人形などの
ヒトガタをテーマにした展示に音楽で参加させていただいた際の展示タイトルで、
これに合わせて3回のライヴと300枚の限定シングル(3曲入り)を出しました。
そのCDのタイトルもそのまま「擬似少女楽園廃墟」だったのですが、
このCDが枚数の少なさ故か、オークションなどでとんでもない高値が
ついていることを知りまして…未収録曲もあり、手に入らないから
こういうことが起こってしまうんだなあと申し訳なく思っていたので、
未収録曲をちゃんと音源化しなければと思い、それが今回の企画に結びつきました。
とはいえただ再版するんじゃ面白くないので、前作に収録の3曲に関しても
必要なものにはリアレンジを施し、会場でやったライヴ限定の書き下ろし曲も
あったのでそれもきちんと収録用にリメイクし、テーマに沿った曲を
さらに足してのアルバム化です。
名義としてはみとせのりこのソロ作品集となります。
もともとみとせは知る人ぞ知る耽美系の作品を得意とするパーソナリティ
だったのですが、キルシェではなかなかそっちのカラーは出せずに来ましたので、
ソロの方で久々に水溟宮的な世界観を全開に頑張っております。
先日はライヴ限定だった「百花庭園の幻影」という曲を収録してきました。
このアルバムに収録する曲はどの曲もメロディーが変態で(笑)難しくて
でもとても美しくて、収録も苦労しますがとても楽しいです。
仕事の合間をぬって制作を進めているため、まだ発売日も決まっていないような
状態ですが、企画は確実に動いております。さすがに年を越すことはないと
思いますので(笑)、まったりした気持ちで暫くお待ちいただけると嬉しいです。
今年はその他にもオリジナルの曲をたくさんお届けする野望をもって
スケジュールを組んでおります。それにライヴもやりたいのです。
今妙にストリートライヴがやりたいのですが、花粉症のわたしにとっては
GWまではどう足掻いても無理です…GWまでこのストリート熱が持続したら、
そのときは是非お外に出たいです(笑)。