◆11/30みとせのりこアートワークスベスト「Centifolia」発売

ツイッターでは告知しましたが、ブログできちんとご報告するのを忘れておりました、すみません。
11月30日、みとせのりこがゲームやコンピアルバムなど様々なシーンに提供した曲の中からセレクトしたワークスベストアルバム「Centifolia」が発売になります。
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書き下ろし曲1曲を含む全14曲収録。
アルトネリコの土屋さんとのコラボレーション曲、何パート録ったか数えるのも無理(笑)な多々々重録音(リズム以外全部声です…)「水唱~スイショウ~」や、これまでフルヴァージョン未発表だったホラーゲーム『コープスパーティー』の挿入歌でonokenさんのソリッドセンス炸裂の「Crimson Sign」を勿論フルヴァージョンで。そして先日ムービーが公開された『華ヤカ哉、我ガ一族FD』のテーマ曲、吉野裕司さん作の格調高いのに変態(!)な難曲「キネマモザイク」他、まだ公開されていない収録曲も全て作編曲の皆様とみとせのりこの濃ゆいところがぎゅぎゅっと凝縮されております。
何せ前回のワークスベストリリースから約5年。セレクトし放題なくらいの曲数がありましたので、その中からみとせのりこのアーティスト性により近いものを選んで詰め込みました。なのでただのワークスベストではなく、「アートワークスベスト」と銘打たせていただいております。

「Centifolia」はセンティフォリアもしくはケンティフォリアと読みます。意味は「百の花弁」、百枚の花弁を持つといわれるオールドローズ(原種薔薇)の品種名です。ルドゥテの細密画も有名ですが、マリー・アントワネットが愛した薔薇といわれていて、アントワネットが肖像画で手に持っている薔薇はこの薔薇のことが多い気が。…というとなんとなく想像できそうですよね。ピンクでまるっこくてふさふさしたアレです。(ちなみに花を解体して枚数数えるとほんとに100枚前後らしいです。)

既に書き下ろし曲の収録もジャケットの入稿も終えて、完成を待つばかり。

リリースはカタン、ヨルガでもお世話になっているティームエンタテインメントさんより(そして担当はおなじみA&Rの中村さん。カタン、ヨルガと続いていつも無理言ってお手数おかけしてます)。ティームさんのサイトで情報は既に公開されておりますし、アマゾンでも予約受付中です。

・みとせのりこアートワークスベスト「Centifolia」商品紹介ページ

冒頭に貼ったジャケットの写真は球体関節人形作家の「Dollhouse Noah」さんが撮って下さいました。さすが人形作家さん、写真撮るときもほんとに人形を撮るように撮られるので、途中から自分が静物になった感覚でした。撮影もチュールにレースに薔薇にアンティークにとみとせ好き系なもの満載の現場で、しかも女子ばっかりの撮影チームですごく楽しかったんですが、この話まで始めると長くなるのでまたあらためて(笑)。
まだ発表されていない収録曲や書き下ろしの表題曲についても、もう少しお待ち頂ければ幸いです。

そんなわけでみとせのりこアートワークスベスト「Centifolia」は11月30日発売です。
大人の事情で入れたかったのに入れられなかった曲もありますが(笑)、それを除いてもなお自信作がこんなにたくさんある。「お仕事」といいながらも、依頼を下さるクライアントの皆様がみとせのりこの音楽性を理解してみとせらしい曲を下さっている証拠だなあと思うと、また何倍も嬉しく感謝の気持ちが湧いてくるのです。

皆様是非聴いてやって下さい。